
菅野智之 最新情報
ボルチモア・オリオールズに所属する35歳の菅野智之投手は、20日(日本時間21日)に行われたニューヨーク・ヤンキース戦に先発登板し、4回途中まで投げて7安打3失点3四球4奪三振の成績を残した。それを踏まえ、契約延長の可能性は低いと、米メディア『ボルチモア・ベースボール』が報じている。
菅野は今オフに読売ジャイアンツからオリオールズへ移り、これまでに15試合の先発で5勝4敗、防御率3.55、50奪三振をマーク。その活躍を受け、シカゴ・カブスやサンフランシスコ・ジャイアンツなどが興味を示し、トレード獲得に動く可能性が浮上している。その一方でオリオールズもプレーオフ進出の望みを捨てず、同選手を引き留めるとの見方もあった。
そんな中、同メディアは「オリオールズは今後フリーエージェント(FA)になる予定の選手と契約延長すべきか?」とのテーマで議論している。ジョン・コメイル氏が「オリオールズは、間もなくFAとなるザック・エフリン、セドリック・マリンズ、菅野、ライアン・オハーンを引き留めるために契約延長を検討していないのだろうか?トレードで彼らの代わりを見つけるのは簡単ではないと思う」と質問したのに対し、同メディアは「オリオールズが7月31日のトレード期限前に、これらの選手と契約延長を試みるとは正直考えにくい。エフリンと菅野はここ最近調子を落としている。シーズン最初の3カ月には好投も見せたが、現時点では期限前トレードで何らかの見返りを得られる可能性の方が高い。また、今オフのFA市場は先発投手が手薄と見られているため、両投手ともFA市場に出ることを選ぶかもしれない」との見解を示した。
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