「琵琶湖に龍が舞い降りた」というテキストとともにXへ投稿された一枚の琵琶湖の写真が、昨年夏、話題になりました。

「見事な一枚です」「めちゃめちゃ龍だ!」と感動した方からのコメントが多数寄せられたこの写真は、琵琶湖の上に龍のような雲がかかった一枚。写真の左下には、琵琶湖に浮かぶパワースポットで、龍神の伝説がある「竹生島」も写っています。

投稿主は、琵琶湖がある街で育ち、毎日琵琶湖の写真を撮っているという「琵琶湖写真家 辻田 新也」(@gt_shinya)さん。2024年8月に投稿されたこの写真は、3.8万いいね、表示回数は195万インプレッション以上と大きな反響を呼びました。

そんな辻田さんの写真集『UNKNOWN LAKE 琵琶湖』(3300円、能美舎刊)が、"びわ湖の日"である7月1日に発売されます。

「この一冊が、琵琶湖に心を寄せるきっかけとなり、人生を豊かに彩る希望の光となることを願って。」という思いで作られたという『UNKNOWN LAKE 琵琶湖』は、見慣れたはずの景色の中に、同時に存在する未知の世界、 朝日、夕日、満月、虹、そして龍。 知っているはずなのに知らない世界を収めた写真集です。

また、創刊を記念して、長浜市内2か所で写真展を、また7月6日にはトークショーなど関連イベントが開催されます。

「琵琶湖写真家 辻田新也 写真集「UNKNOWN LAKE 琵琶湖」出版記念写真展」として、6月28日~7月13日の期間中、えきまちテラス長浜 2F アトリウム(滋賀県長浜市北船町3-24)にて「UNKNOWN LAKE 琵琶湖」、さざなみタウン 展示スペース(滋賀県長浜市高田町12-34)にて2023年に開催した個展の展示作品を展示する「長浜からみた琵琶湖写真展 -Revival-」を実施します。

創刊記念トークイベントとマルシェは、7月6日にえきまちテラス長浜にて開催。10時よりオープニングトーク 「いつもの場所で出会う、未知の世界」を、14時より企画トーク「湖畔で綴る、100年後に読む琵琶湖日記」を開催。また「100年後に読む琵琶湖日記マルシェ」では、琵琶湖畔の生活のようすを市民が交換で綴る日記「100年後に読む琵琶湖日記」のメンバーが琵琶湖にまつわるご飯や、商品、体験を提供します。