赤星憲広、阪神ショート争いで木浪聖也・小幡竜平より“今推す”選手「絶対…」

元プロ野球選手で野球解説者の赤星憲広氏が、YouTubeチャンネル『赤星憲広の入ってねぇーんだよ!』で17日に公開された動画「赤星が考える今、タイガースに必要なこととは、、、」に出演。阪神のショート争いで木浪聖也、小幡竜平よりも今推す選手の名前をあげた。

赤星憲広氏が阪神のショートに今推すのは熊谷敬宥

動画公開日の17日終了時点で、木浪は49試合に出場して打率.194、0本塁打、12打点、小幡は34試合に出場して打率.214、0本塁打、5打点という成績だった。この状況に対し、赤星氏は「これはちょっと持論ですよ? 持論になっちゃいますけど」と前置きしつつ、「小幡くんも、あんまり打てる気がしない。絶対、ショート・熊谷くんですよ」と、熊谷敬宥をショートで起用すべきだと訴える。

その理由は「なんかしてくれそうじゃん? 今の熊谷って」というもので、「熊谷って『よう野球知ってるよな』とか『野球考えてやってるよな』っていうのがすごく見えるわけですよ」「勝手に、プッシュとかセーフティ(バント)とかもするし」と称賛。その上で、「熊谷くんが下位(打線)にいて、やらしさを出してくれてるっていうのは、今の阪神には必要なことだと思うんですよ。下位でチャンス作って上位で点取るしか、やっぱりないわけやから今はね」と自身の考えを明かした。

また、「熊谷くんも今頑張ってるから。今、いい時に使わなかったら、結局生かしきれないし。もうちょっと熊谷くんを使うってのは、僕はすごくありだと思う」と語る一方で、小幡については「レギュラー取るんだったら、今がチャンスなわけですよ。だけど昨日見てて、『ここで打てばレギュラー取れるよね』っていうところでやっぱり打てないのよ」と指摘。

さらに、「打てないだけじゃなくて、何をしなきゃいけないかっていうのが伝わってこない、バッティングから」「最低限どういう仕事をするかっていうのは大事じゃないですか。凡打の内容にしても、三振が一番アカンっていうところで三振しちゃうんですよ、彼は」と続けながら、「だから、そこがレギュラーをつかめないひとつの要因だと思うんですよね」と自身の印象を話していた。