マイボイスコムは6月17日、「マンションのブランド」に関する調査結果を発表した。調査は5月1日~7日、MyVoiceのアンケートモニター1万1,872名(男性6,945名、女性4,927名)を対象に、インターネットで行われた。
分譲マンション
はじめに、マンションの購入状況について聞いたところ、分譲マンションを購入した、あるいは購入したいという人は全体の約26%。「分譲マンションには関心がなく購入もしない」と回答した人は67.5%だった。
マンションの購入経験者・意向者に、マンション購入時の重視点を聞くと、「最寄駅からの距離」(65.9%)や「生活環境の利便性」(62.4%)と回答した人が多く、次いで「日当たり・採光」(56.7%)、「間取り」(53.5%)が上位に。
性年代別の傾向をみると、「住居の向き」「居住スペースの広さ」は女性高年代層で高く、「日当たり・採光」も男女ともに高年代層で高い傾向に。一方、30~50代では「通勤・通学のしやすさ」が高く、北陸や四国・九州では「最寄り駅からの距離」の比率が他の層と比べて低くなっている。
続いて、マンション購入時の情報源を教えてもらったところ、「住宅情報サイト」(36.6%)、「マンション販売・仲介会社など不動産会社のWebサイト」(36.5%)、「展示場・モデルルーム」(30.0%)が上位にあがったが、「展示場・モデルルーム」に関しては若年層で低い傾向に。
また、知っているマンションブランドを聞くと、「ザ・ライオンズ」(46.7%)が1位に。一方、住んでみたいマンションブランドでは「プラウド」(6.9%)が1位、「グランドメゾン」(4.6%)が2位となり、「ザ・パークハウス」と「ザ・ライオンズ」がそれぞれ3%台で続いた。
次に、「価格や間取り・立地などの条件が同じだと仮定した場合、一戸建てとマンションのどちらに住みたいですか?」と尋ねたところ、過半数が「一戸建てに住みたい」(53.6%)と回答。
一方、「マンションに住みたい」と回答した人は21.7%。その割合をエリア別に見ると、北海道・関東・近畿・九州でやや高く、東北・北陸で低い傾向に。また、マンションに住みたい理由を聞くと、「セキュリティが充実している」「機密性、断熱性が高い」「設備のメンテナンス・清掃などの負担が少ない」が上位にあがった。