ディーエムソリューションズが運営するメディア「Collect.」(コレクト)はこのほど、「40代男性の薄毛」に関するアンケート調査を実施した。
■9割近くが将来の薄毛に不安あり!
40代の「将来の薄毛」に対する不安は「けっこう不安(47%)」「ちょっと不安(39%)」を合わせて8割を超える結果に。40代は薄毛の兆候を身近に実感しはじめる節目の年代であるようだ。
薄毛を実感した最初のタイミングは「写真や鏡を見たとき(48%)」がもっとも多く、「髪を洗っているとき(23%)」が続いた。自分の身体を客観視するタイミングが変化を実感する機会となっている。
■同年代と比べて6割強が薄毛を実感
40代になると自身の髪に対する“相対評価"が厳しくなり、「ちょっと気になってる(44%)」が最多となった。
■約8割が加齢による薄毛を実感
自身の髪の変化は「少し減った気がする(56%)」が最多となった40代。「かなり変わった(減った)」も3割弱と、薄毛の進行が“確信"へと変わる年代と言えそうだ。
■髪型で重視すること、約4割が「薄毛を目立たせない」
髪型を決めるときに重視するのは、他年代と同じく「セットの楽さ(42%)」がトップの一方、「薄毛を目立たせないか(38%)」が続いた。ヘアスタイルを決めるときは、手軽さよりも見た目の印象を重視する傾向が強まっている。
帽子を被るかは他年代とそれほど大きな違いはなく、「ほぼ被らない(41%)」がもっとも多く、帽子を被る理由は「日除け(21%)」がトップに。
カラーやパーマは「したことない」が半分を占める結果となり、これを除くとカラーやパーマの頻度は「数年に1回程度(24%)」「半年に1回程度(17%)」と、カラーやパーマをする人自体が少ないという結果だった。
■抜け毛対策、最初の行動は「育毛シャンプー・育毛剤を試す」
40代の抜け毛対策は「育毛シャンプーや育毛剤を試した(43%)」とセルフケアを中心に、ごく少数ながら「クリニックに相談(4%)」という行動派も。やはりまずは手軽で金銭面の負担も小さいセルフケアを選ぶ姿勢が目立った。
AGAクリニックの広告に対しては「高そうだし自分にはムリ(37%)」がトップとなったものの、「一度相談してみたい(30%)」が続いた。広告が意識のきっかけにはなっているものの、最後の一歩を踏み出せない人が多い印象だ。
■彼女やパートナーへの薄毛相談、9割超が「できる」と回答
「彼女やパートナーに薄毛を相談できるか?」との質問では、40代では程度の違いこそあるものの「相談できる」が9割を超えた一方で、「絶対に無理」とする回答も一定数存在。信頼関係の深さと自身のコンプレックスの狭間で揺れる姿が浮き彫りとなった。
■薄毛=「恋愛に不利」は9割以上に
「薄毛は恋愛に不利か」をたずねると、「確実に不利(47%)」「多少不利かも(46%)」を合わせて9割以上。第一印象や写真映りを気にする傾向が強い恋愛面では、心理的にも薄毛のマイナスの影響は無視できないようだ。
■約6割がAGA治療に興味あり
「治療してまで髪を残す」ことに対しては「金額による(59%)」が最多に。治療に対する関心は高い反面、慎重に検討している段階であることがうかがえる。
無料のAGAカウンセリングを受けるかは、「少し怖いけど興味ある(31%)」「タイミングが合えば受けたい(30%)」と、カウンセリングを受けることに前向きな声が多く、AGA治療のニーズが顕在化する年代のようだ。
■調査概要
調査対象:40代男性100人
調査時期:2025年5月
調査方法:インターネット調査
調査会社:クラウドワークス