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元東京ヤクルトスワローズ監督の真中満氏が、『BASEBALL TIME 2025 -名将たちの交流戦』にゲスト出演した。番組内では監督時代のエピソードや、交流戦の戦い方について語った。編集部は真中氏にインタビューを実施し、交流戦の見どころや采配面についてお聞きした。
交流戦で、注目したいのがDH(指名打者)制度にかかわる采配だ。DH制度のないセ・リーグの指揮官は、交流戦の采配でどのような工夫を凝らしているのだろうか。
元ヤクルト監督の真中氏は「パ・リーグと対戦するときはDHがあるので、誰をDHに入れて、誰を守らせるのかというのは、セ・リーグの監督が考える部分かなと思います」と、交流戦の采配について自身の見解を述べた。
実際には難しい側面もある。「18試合しかないから、適材適所かどうかは分からない。守らないと打てないのか、DHだと打ちづらいのかとか、その間に判断するのは難しい」と実情を明かす。個人の能力やDHとの相性よりも、チームの考えが優先されることが多かったと言う。
「交流戦をきっかけに、ぐっと流れが変わる」
交流戦はレギュラーシーズンの流れを変え得る重要な18試合になる。「交流戦が始まる前に絶好調のチームは流れが変わる気がする」と交流戦の重要性を説く。
またその逆も然りで、「逆にちょっとスタートがあまり良くないチームが交流戦をきっかけに、ぐっと流れが変わっていったりする可能性もある」とも言う。チーム、選手ともに交流戦はここまでの流れを変えるきっかけになるかもしれない。
ただ、最下位に沈むヤクルトについては「現状だと投手陣が苦しい」と見ている。怪我人が多く、やりくりに苦戦する高津臣吾監督のチームを「今は耐えとくしかないんで、潮目が変わったりすることもあるから、なんとかいい状態になるまで粘ることでしょうか」と語った。
交流戦で上位に食い込んできそうなチームとして、真中氏は「投手がいいチーム」を挙げる。「投手のいいチームは監督もプランが練りやすいと思う」と言い、埼玉西武ライオンズと北海道日本ハムファイターズの名前を挙げた。
計算できる投手が多いチームだと、監督の意識にも変化が生まれる。「投手をどこで変えるかというのは、監督としては一番大きな仕事」と言う真中氏は、「5回、6回まで投げてくれる先発がいると、序盤に考えなくて済むじゃないですか。そこから7回、8回からの継投になるので、少し仕事が減るから、やっぱ楽です」と話す。
さらに、敵地での試合では、普段と投手交代の考え方も変わってくる。敵地での投手起用は、セ・リーグの監督にとっては指揮しやすいが、パ・リーグの監督にとって「一番難しいのはそこの部分だと思う」と語った。
真中氏が出演した『BASEBALL TIME 2025』は DAZN の人気“TIME シリーズ”の野球版で、豪華解説陣が深く鋭い視点で今シーズンの注目ポイントを徹底討論する。5月30日(金)の配信では、真中氏に加え、元オリックス・バファローズ監督の中嶋聡氏がゲスト出演。MCの杉谷拳士氏、進行の中川絵美里氏との計4名がスタジオでトークを繰り広げている。
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