JR九州は27日、ディーゼル機関車DD200形が元「SL人吉」の50系客車を牽引する特別ツアー「貨物線を走行! 50系客車で博多~門司港乗車旅」「貨物線を走行! 50系客車で門司港~博多乗車旅」を6月29日に実施すると発表した。
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JR九州のディーゼル機関車DD200形
JR九州オリジナルツアーとして初めて、「SL人吉」で使用した50系客車をDD200形が牽引し、博多駅から門司港駅まで特別運行するという。黒崎駅から門司駅まで、普段は旅客列車が走行しない貨物線を通過する特別ルートとなる。
コースは博多駅発・門司港駅着、門司港駅発・博多駅着の2種類。いずれも日帰りで、最少催行人数は45名。添乗員が同行する。食事は提供されない。
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ディーゼル機関車に牽引される50系客車。当日はDD200形が牽引する
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50系客車の内部
旅行代金は両コースともに大人・こども同額。基本プランは9,800円、後方展望ラウンジ時間帯入場付プランは1万2,800円、いずれも記念乗車証(1人1枚)が付く。後方展望ラウンジ時間帯入場付プランは、貨物線走行中の進行方向後方にある展望ラウンジからの眺めを楽しめる。なお、幼児(小学生未満)で座席を必要とする場合はこども料金を適用。予約サイト「JTB BOKUN」で予約を受け付けている。