北近畿鉄道ビジネスと北近畿タンゴ鉄道は、引退した「タンゴ・エクスプローラー」のお別れイベントを西駅交流センター(JR・丹鉄西舞鶴駅併設)で6月1日に開催すると発表した。

  • 「タンゴ・エクスプローラーお別れイベント」を6月1日に開催

宮津線(西舞鶴~宮津間)開業100周年の節目を迎える中、京都丹後鉄道の存続に向けた地域住民の機運醸成やファンづくりを目的に立ち上げられた「京都丹後鉄道応援プロジェクト」の第1弾としてイベントを開催。1~2月のクラウドファンディングを通じて集めた資金(554万3,000円)を活用するという。

当日は鉄道写真家の南正時氏、鉄道アーティストの小倉沙耶氏によるトークショーを予定しているほか、「タンゴ・エクスプローラー」の写真展示と車内VR体験、動画上映、丹鉄グッズ販売、ローカル鉄道4社(大井川鐵道、若桜鉄道、近江鉄道、嵯峨野観光鉄道)によるグッズ販売を行う。与謝野駅100周年委員会によるPRブースで、「タンゴ・エクスプローラー」ラベルのビールも販売する。

  • KTR8500形(元JR東海キハ85系)と並ぶ「タンゴ・エクスプローラー」

入場は無料だが、「タンゴ・エクスプローラー」の車内見学および運転室への入室はクラウドファンディング実施時に申し込んだ人限定となる。なお、イベント前日の5月31日、西駅交流センターで舞鶴市公共交通ネットワーク会議主催の「のり乗りフェスタ」を開催。申込者限定で車内見学会および運転席への入室を実施する予定となっている。