JR西日本は、「特急くろしお60周年記念ラッピング列車」を7月5日から運行すると発表した。ラッピング列車の初列車は団体貸切列車として運行。日帰りツアー「くろしお60周年記念号で行く白浜への旅」を発売する。
特急「くろしお」は3月1日に運行開始から60周年を迎えた。これを記念し、「特急くろしお60周年記念ラッピング列車」を7月5日から運行開始する。対象となる287系1編成(6両編成)の1号車と6号車にラッピングを施し、1989年から運行していた「スーパーくろしお」をイメージしたデザインに。ヘッドマークは60周年限定のデザインとなる。運行期間は2026年2月28日までの予定。新大阪駅から新宮駅まで運転する。
ラッピング列車の初列車(7月5日)は団体貸切列車として運行。日帰りツアー「くろしお60周年記念号で行く白浜への旅」を企画した。往路は神戸駅を出発した後、北方貨物線を経由し、新大阪駅・大阪駅から白浜駅へ。復路は白浜駅から天王寺駅へ向かう。車内で特急「くろしお」ツアーグッズや紀勢本線にちなんだ鉄道グッズなど販売するほか、ゲーム大会を実施。各号車1位の人に「特急くろしお60周年記念ピンバッジ」をプレゼントする。
JR西日本が展開する「tabiwaトラベル」内「鉄道ファンの宝箱」ページで5月19日13時からツアーの販売開始。申込みはインターネット限定とされ、電話での受付は行わない。