昨年12月に上演された『演劇【推しの子】2.5次元舞台編』が、時代劇専門チャンネルで17日(19:00~)にテレビ初放送される(リピート放送:25日23:30~)。

  • 『演劇【推しの子】2.5次元舞台編』

2020年4月から『週刊ヤングジャンプ』で連載され、『ヤンジャン!』『ジャンプ+』でもWEB連載された赤坂アカ×横槍メンゴによる漫画『【推しの子】』。艶やかで峻烈な芸能界を舞台に、主人公が“推し”の子に転生するという斬新な切り口と先の読めない怒涛の展開で、連載開始当初から話題をさらった。

漫画だけでなく、主題歌の大ヒットが記憶に新しいTVアニメ第1期(23年4月クール)、続く第2期(24年7月クール)も放送され、24年11月には実写ドラマシリーズの配信、12月にその続きを描く実写映画公開と、社会現象ともいうべきムーブメントを巻き起こした。

そんな人気作品の中から、原作の第5章「2.5次元舞台編」に焦点を当て、漫画作品の舞台化の制作ドラマを描いた舞台作品が『演劇【推しの子】2.5次元舞台編』。新たな演劇の歴史を築き上げてきた精鋭のスタッフ陣による叡智と技術を集結させ、作中の舞台『東京ブレイド』の2.5次元舞台化に挑んだ。

この放送を記念して、チャンネル限定オリジナル番組『再会!演劇【推しの子】男子会』も放送(17日22:00~、リピート放送:25日23:00~)。小宮璃央、安西慎太郎、土屋直武、北村諒が出演し、舞台裏トークなど“男子会”を繰り広げる。

■『演劇【推しの子】2.5次元舞台編』あらすじ

これは、一人の少年と一振りの「盟刀」の出会いから始まる「國盗り」の物語である――。

刀を巡る抗争の中で生まれる絆を描いた大人気バトル漫画作品、それが今最も話題の少年漫画『東京ブレイド』だ。

この大ヒット作品の舞台化を手掛けるのは、国内最大手の実力派・劇団ララライ。看板俳優の姫川大輝、黒川あかねらが出演し、“元”天才子役の有馬かな、読者モデル出身の鳴嶋メルト、大人気2.5次元俳優の鴨志田朔夜、そして突如現れた新星・星野アクアを客演に迎える。

やり手のプロデューサー雷田澄彰が仕掛けた盤石の布陣により制作は順風満帆に思われたが、稽古場に訪れた原作者・鮫島アビ子との見解の相違により、脚本家・GOAは降板を余儀なくされ、稽古を中断する事態に陥る。

当初アクアにとって舞台出演は“ある目的” の通過点に過ぎなかったが、共演者や制作陣の熱意に次第に感化され、いつしか公演成功のために暗躍する。アクアは、鮫島の師匠にあたる漫画家・吉祥寺頼子に事態好転の一手を賭けるが…

果たして、舞台『東京ブレイド』、そしてアクアたちの運命は。創り手たちの想いが交錯する“2.5次元舞台”が、劇場で幕を開ける。

  • 『演劇【推しの子】2.5次元舞台編』(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・演劇【推しの子】製作委員会

  • 時代劇専門チャンネル 2025年5月放送『再会!演劇【推しの子】男子会』