イタリア発の出版社デアゴスティーニと、喫茶店のモーニング文化発祥の地・愛知生まれの人気カフェ「クローチェ」がコラボレーションした「デアゴスティーニ カフェ Produced by CROCE&Co.」が、4月17日、埼玉県越谷市のイオンレイクタウンkazeにオープンした。デアゴスティーニの大型模型や歴代のコレクションの数々が展示された店内で、クローチェが手がけるオリジナルメニューを楽しむ、世界初の“体感型”カフェとなる。

  • 越谷レイクタウンkazeに「デアゴスティーニ カフェ Produced by CROCE&Co.」がオープン

デアゴスティーニは模型やクラフト、ジオラマなどを多彩なテーマで“毎号集めて、組み立てて、完成させる”分冊百科スタイルでおなじみの出版社。日本では37年前の創刊以来、各分野の百科事典が完成するマガジンや、付録のパーツを組み立てて完成させる模型など、多彩なジャンルのシリーズを世に送り出してきた。

週刊という形で1号1号を集め、最終的に1つのテーマが完成するというユニークな商品スタイルが特徴だが、シリーズを全巻コンプリートした購入者以外、完成品を実際に見る機会はそうそうない。

「私たちのオフィスには小さなプレイスペースがあり、そこで完成品をご覧いただいた方から、『こんなに大きくて精巧なものだったのか!』と驚かれることが多く、そういった驚きや感動を、もっと多くの方に感じていただきたいという思いから、このカフェという場が生まれました」と、初のカフェ事業にチャレンジした経緯を語ったデアゴスティーニ・ジャパン代表取締役社長の谷健二さん。ひとつひとつのパーツを積み重ねていくことで、ようやく完成する、そんな“体験のゴール”と、歴代シリーズの完成品を実際に目の前で見るインパクトを味わって欲しいという。

  • 左からイオンモール 新規リーシング統括部 新規テナント共創部 部長 八幡めぐみさん、CROCE&Co. 代表取締役社長 長﨑義徳さん、デアゴスティーニ・ジャパン 代表取締役社長 谷健二さん

今回タッグを組むクローチェは、愛知県を中心に東海地方で4店舗を展開する人気カフェで、関東は初出店となる。注目は「1日中モーニング」を掲げたスペシャルプレート。ドリンク1杯に、ロゴ入りの食パンとサイドがついた限定50食の“最強のモーニングセット”だ。さらに「グリークヨーグルトボウル」「ハワイアンアサイーボウル」などのヘルシーフーズや、バリスタチャンピオン監修のコーヒーなどバリエーション豊かなドリンクを提供する。

大型模型から精巧なミニチュアモデルのコレクション、キャラクター商品などが壁いっぱいに展示された店内は、「カフェスペース」と「ワークスペース」に分かれており、店頭で販売されているデアゴスティーニの一部シリーズの創刊号を買って、ワークスペースで組み立てるといった楽しみ方もできる。

焼きたてパンとコーヒーを味わいながら、歴代シリーズの完成品を間近で堪能する。越谷レイクタウン駅直結の便利なロケーションで、そんな新しいカフェ体験を楽しんでみてはいかがだろう。