鹿児島県阿久根市(あくねし)は、古くから海と陸の交通の要衝として海運業や商業が栄えた歴史があるまち。東シナ海に面した約40キロメートルにもおよぶ美しい海岸線を有し、温暖な気候と相まって新鮮な魚介類や、四季折々の農産物が生産されています。

万葉集にも詠まれた日本三大急潮の一つ黒之瀬戸や、野生鹿が棲む海水浴場として人気の阿久根大島などを有する「みどこい」満載のまちでもあります。「みどこい」とは阿久根の方言で、中心のよいところ、実所のことだそうです。

全国に「食のまち阿久根」として知られている同市は、品質の高い数多くの生鮮品や加工品を、「アクネうまいネ自然だネ」の統一ブランドで全国に向けて出荷しています。「伊勢えび祭り」「華の牛肉祭りAKUNE」など食のイベントも多彩!

今回は、そんな阿久根市の代表的なイベントの一つ「うにと阿久根の旬まつり」。新鮮な阿久根産うにをはじめ、旬の食材を堪能することができるお祭りです。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が気になったイベントと、ふるさと納税返礼品を紹介していきます。

今回は「うにと阿久根の旬まつり」の詳細、人気の返礼品などについて調べてみました!

旬の食材を使用した料理を堪能! 「うにと阿久根の旬まつり」について

・イベント名:うにと阿久根の旬まつり
・開催日時:2025年4月5日~4月30日
・開催場所:阿久根市内参加店舗
・アクセス:【電車】鹿児島中央駅→阿久根駅 約1時間/熊本駅→阿久根駅 約1時間30分
※公共交通機関の最新の運行情報・運休情報につきましては、各社のホームページ等をご確認ください。
・参加費:各店舗で注文する飲食代

“食のまち”阿久根市の代表的な一大イベントでもある「うにと阿久根の旬まつり」。

市内で水揚げされる新鮮な「うに」をはじめ、「たかえび」や「きびなご」など、旬の食材を使用した料理を参加店舗で提供。まちの味覚を思う存分味わうことができるイベントです。

東シナ海の豊かな磯で実る海藻を食べて育つ阿久根産「ムラサキウニ」は、3月から5月にかけて旬を迎え、身は小ぶりですが深い味わいと甘みがあるのが特徴です。うに丼に使用する生うには、よく見受けられる形を整えた板付けのうにより、トロッとしているのだそう。阿久根のうにのそのままの味を堪能することができます。

参加店舗は、以下です。

・市場食堂ぶえんかん
・漁師がやっている店 ドライブイン潮騒
・鮨屋 太郎寿司
・みなとれすとらん らぼんじょるね
・焼肉 ひこさん
・日本料理 まつき
・道の駅「阿久根」
・旬菜こより
・いらっしゃいませ
※ご来店の際は、事前にご予約をお願いします。(予約対応不可の店舗もあります)
※営業時間およびお料理の内容は各参加店で異なります。

阿久根市のふるさと納税返礼品について

今回紹介した「うにと阿久根の旬祭り」でも味わえるまちの特産物、「ムラサキウニ」と「きびなご」を紹介します。どちらも阿久根市の中で人気を誇る返礼品なのだそう。

尾塚水産の生うに海水漬

・提供事業者:尾塚水産
・鹿児島県阿久根市西目6675
・内容量:生うに海水漬(瓶詰) 70g×3本
・寄附金額:3万円

第38回水産物品評会で「農林水産大臣賞」を受賞した「ムラサキウニ」です。地元や近海の地先海域で採れたムラサキウニを、熟練の技でおいしさそのままに瓶詰めにした逸品。地元のきれいな磯に茂った海藻を食べて、ぷっくりと膨らんだ滋養豊かなうにの凝縮した旨みを味わえます。おつまみやうに丼におすすめとのこと。

貴美女児(きびなご)一夜干し

・提供事業者:マルフク川畑水産
・鹿児島県阿久根市大川4993-1
・内容量:貴美女児一夜干し(4串(7匹/1串)/1パック)×6パック=計168匹
・寄附金額:1万円

阿久根市の漁港に揚がった生の魚を、その日のうちに秘伝の醤油液に漬け込み、一尾ずつ手作業で串刺ししたものを網の上に寝かせて干し、超低温冷風乾燥機で表面の余分な水分だけを飛ばした独自の「一夜干し」です。弱火で軽く炙ったり、フライや天ぷらにしたりとさまざまな調理法で楽しめます。


今回は鹿児島県阿久根市のイベント「うにと阿久根の旬まつり」と、人気の返礼品を紹介しました。まち自慢の「ムラサキウニ」や「きびなご」などの旬の食材を、さまざまなお店で味わえるイベントです。参加店舗も多数なので、お店の特色や個性を感じながら食べ比べるのも楽しそう! 気になった人は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。