JR東日本八王子支社は17日、五日市線沿線自治体(昭島市、福生市、あきる野市、日の出町、檜原村)とともに、五日市線開業100周年記念のラッピング列車を4月21日から運行するほか、五日市線開業100周年記念式典など開催すると発表した。
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五日市線開業100周年記念ラッピング列車1号左面イメージ。マスコットキャラは、左から「ちかっぱー」(昭島市)、「たっけー☆☆」(福生市)、「森っこサンちゃん」(あきる野市)、「ひのでちゃん」(日の出町)、「ひのじゃがくん」(檜原村)
五日市線は、1925(大正14)年4月21日に五日市鉄道として拝島駅から五日市駅(現・武蔵五日市駅)まで開業。2025年4月21日に開業100周年を迎える。これを記念し、4月21日から五日市線開業100周年記念ラッピング列車を運行。2026年3月頃まで運行を予定している。
ラッピング列車は6両編成のE233系1編成を使用し、過去に五日市線で運行された201系をイメージしたオレンジ色を車両の両側運転台にラッピング。ドア横に沿線5自治体のキャラクターを貼付し、沿線住民に親しんでもらえるデザインとした。
4月26日からは、ラッピング列車にヘッドマークを取り付けて運行。「1号車ヘッドマーク」は多摩川の橋梁を渡る電車の姿、「6号車ヘッドマーク」は五日市線の場所に気づいてもらえるイラストをデザインした。「100周年記念ロゴ」は向かい合わせの車両をデザインしている。
五日市線開業100周年記念式典は、4月26日の11時から11時30分まで武蔵五日市駅で開催。11時50分から同駅1番線ホームでラッピング列車の出発式も行われる。
同日11~15時、武蔵五日市駅前でイベント「いつかいちどは乗ってみたい、はたらく乗り物大集合!」も開催。地域で活躍する消防車、パトカー、バスなど集合するほか、ミニ新幹線も走る。五日市線の武蔵五日市駅前新施設(フレア五日市)、武蔵五日市駅前、西東京バス五日市営業所を会場に開催され、参加費は無料とのこと。
その他にも、五日市線開業100周年記念として、「五日市線開業100周年フレーム切手」の販売、「五日市線開業100年の歴史を振り返るポスター」の掲出、特急「鎌倉満喫五日市号」の運行、ウォーキングイベント「駅からハイキング」の開催、「五日市線100周年お祝いワイン」の販売などが企画されている。