「シーズン後半に…」ダルビッシュ有、復帰は当分先か!? 肘の状態は良好…

ダルビッシュ有 最新情報

 サンディエゴ・パドレスに所属する38歳のダルビッシュ有投手は、肘の炎症により故障者リスト入り(IL)して2025シーズンを迎えた。現在は復帰へ向けて順調に回復しているようだが、近日中にマウンドに立つことはなさそうだ。戦列に戻ってくるのにまだ時間がかかると、米紙『スポーツ・イラストレイテッド』が報じている。

 

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 昨季のポストシーズンでは、地区シリーズ第2戦のロサンゼルス・ドジャース戦で、大谷翔平選手を完封する試合もあった。負傷明けだったが、長期離脱を感じさせない好投で、華々しく復活を遂げている。そして、2025シーズンへ向けてダルビッシュに対する期待は高まり、開幕投手候補の一人に挙がった。しかし、開幕直前に全身疲労の症状で戦列を離れ、後日肘の炎症であることが発覚している。

 

 

 最近はキャッチボールできる状態まで回復しており、肘の状態も良好なようだ。若い選手であれば、すぐに復帰する段階かもしれない。だが、同メディアによると「パドレスは38歳のベテラン投手を慎重に扱いたいと考えており、復帰を急ぐつもりはない」とし、「パドレスとしては、ダルビッシュが1日でも早く先発ローテーションに戻ってくれることを望んでいるが、シーズン後半に健康な状態でいることの方がより重要であると認識している。そのため、今年は特に慎重に調整を進めていく方針だ」と伝え、復帰は当分先であることを示唆した。今後の見通しについては「ブルペンでの投球練習を経て、打者との実戦形式での投球に進む。その後、複数回のリハビリ登板をこなしてから、チームに合流することになりそうだ」と予想している。

 

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