徳志会は4月7日、「新生活とこころの健康」に関する調査結果を発表した。同調査は、2025年3月10日~30日の期間、全国の社会人300人を対象にインターネットで実施したもの。

  • 入社3カ月以内に心の不調を経験したことがあるか

はじめに、入社3カ月以内に心の不調を経験したことがあるかを聞いたところ、4割以上が「心の不調を経験している」と回答した。

  • 入社3カ月以内に心の不調を感じたタイミングはいつか

入社3カ月以内に心の不調を経験した人に対して、不調を感じたタイミングを尋ねると「5月」(48%)が最も多い結果に。

  • 入社後すぐに心の不調を感じた理由

あわせて、心の不調の原因を調査すると、「慣れない仕事」「新たな人間関係」がストレスとなり心の不調を発症していることがわかった。

  • メンタルヘルス対策を行っていたか(入社3カ月以内に心の不調を感じなかったグループ)

入社3カ月以内に心の不調を感じなかった人に対し、心の不調への対策について聞いたところ、「十分な睡眠」や「休日のリフレッシュ」など約7割がメンタルヘルス対策をしていた。

  • メンタルヘルス対策を行っていたか(入社3カ月以内に心の不調を感じたグループ)

一方、入社3カ月以内に心の不調を感じた人に対して、心の不調への対策について尋ねると、不調を感じたことがないグループと比べて対策をしていない人が多い結果に。

  • 入社3カ月以内に心の病気を発症した経験はあるか

全国の社会人に対し、新社会人の頃入社3カ月以内に適応障害・うつ病など心の病気を経験したことがあるかを聞くと、約7%と14人に1人の割合で実際に適応障害・うつ病を経験していることがわかった。