TBS世界陸上アンバサダーに就任した女優の今田美桜にインタビュー。アンバサダーとしての意気込みを聞くとともに、女優業への思いや、活動していく上で心がけていることなどを語ってもらった。
TBSでは9月13日から21日の9日間かけて開催される「東京2025世界陸上」を放送する。世界陸上が東京で開催されるのは、1991年以来、34年ぶり。そんな同大会を盛り上げるべく、TBS世界陸上アンバサダーに今田美桜が就任した。
スポーツ中継のアンバサダーを務めるのは今回が初めてとなる今田は、「私なりに頑張って明るく盛り上げられたら」と意気込んでいる。
いつも笑顔で明るいパワーを発している今田が、意気込み通り大会を明るく盛り上げてくれそうだが、子供の頃から明るい性格だったようで、「よく『明るいね』と言われますし、楽天家で笑い上戸なので、『いつも笑っているよね』と言われます」と明かす。
そして、女優業を始めてから、好きなことができているということでさらに明るさが増しているようで、「ここまで好きと思えることはなかったので。好きなことをやっているという意味ですごく明るくいられていると思います」とにっこり。この仕事から離れようと思ったことはなく、どんどん楽しさが増しているという。
スポーツ選手は明確な目標を掲げて日々練習に励んでいるが、今田に女優として掲げている目標を尋ねると、「細かく目標を掲げるのは苦手ですが、ずっと演じることが好きで楽しめる自分でいたいなと思います」と回答。演じるのが好きという思いが一番の原動力だそうで、「そういう自分でいたいから今頑張るし、挑戦したいという気持ちがあります」と語る。
そして、ずっと芝居が好きでいられるためにも、表に立つ人間としても、「楽しむ」ことを日々心掛けていると明かす。
「楽しそうな人っていいなと思うんです。伝えるメッセージは作品にもよりますが、テレビなどの映像を見て、明るくなってもらえたり、活力になれたらすごくうれしいです。そのためにはまず自分が一番楽しむことなのかなと思っています」
大好きな仕事ができているとはいえ、もちろん大変なことも。そんなときにどのように乗り越えているのか尋ねると、「当たり前のことですけど、ちゃんと食べて、ちゃんと寝て、あとは口角を上げることです」と答え、「口角を上げて笑顔でいると本当に気持ちがちょっと上がるので、無理してでも笑顔でいたいなと思って日々過ごしています」と話した。
東京2025世界陸上スペシャルアンバサダーの織田裕二とは、2018年に放送されたフジテレビ系ドラマ『SUITS/スーツ』で共演しており、再会を喜んでいる。
「ドラマで同じシーンはなかったのですが、本読みのときに気さくに話してくださって、最初はびっくりしました。お会いするのはそれ以来ぶりですので、とても楽しみです。世界陸上といえば織田さんというイメージがありますし、織田さんから勉強させていただくことも多いと思うので、頑張ってついていきたいです。織田さんの熱量を受けながら、私も一緒に盛り上げられたらと思います」
最後にファンに向けて「東京でこんなにすごい大会が見られるということで、ぜひ会場に来られる方は来てもらいたいですし、私きっかけで見てくださる方もいるかもしれないので、そうやって陸上を好きになってもらえたらうれしいです。とにかく一緒に全力で選手を応援して盛り上げられたらなと思います」とメッセージを送った。