お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が26日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』を更新。AIとの付き合い方について自身の考えを語った。

AIはコーチ・トレーナーで自分は監督兼選手

又吉直樹

AI技術の進歩が目覚ましい昨今。「AIの使い方を学ぶ」ことが今後重要になると話した又吉は、「何でもかんでもAIに頼ると、自分の物を考える能力が落ちる危険性がある」と示唆。そのため、「自分をどうやったら動かせるかっていう使い方をする」ことが大事だと伝え、「サッカーで言うと、自分が監督で、AIを選手にするんじゃなくて。AIをコーチ・トレーナー、自分が監督兼選手みたいな」「こういう風にやりたいから、それに対して有効なトレーニングは何? とか。AIにメニューを考えてもらって、自分が動き出すための装置として使う」ことを勧めた。

また、月額20ドルでChatGPTを利用しているという又吉。その10倍にあたる月額200ドルの有料プランもあり、ChatGPTに「あなたは作品を作ってるから、絶対に乗り換えたほうがいい」とアドバイスされたそうだが、「高いなと思って。今はまだ使ってない」と告白。一方、アップグレードに対し、「興味はある」ようで、「僕が知りたいのは、AIができること、AIができないことで自分ができること。AIってもっとすごいんじゃないか? っていう恐怖もあるので……。つかみきれてないから、早くそれを知りたい! っていうのもある」とその理由を明かした。

さらに、又吉は、AIが登場した現代について、「冷蔵庫がなかった時代に、穴掘ってそこに食料を保管したりする。みんなが穴掘って保管庫作ってる途中に、冷蔵庫が発明されてしまったみたいな状況」だと説明。続けて、「掘らなくていい穴を掘ってる可能性がある」と指摘し、「同じ労力で、何か別のことに全力で取り組むほうがいい」「穴を掘るという作業が世界からなくなるのに、それをやってしまってるとしたらもったいない」とAIと上手に付き合うことを提案。最後は、「例えば、冷蔵庫にできない何かとか。それを早く見つけておきたい」と語りつつ、「いい時代だと思いますけどね。AIに書けない文体を自分で生み出さないといけない」と自らを鼓舞していた。

【編集部MEMO】
又吉直樹は、2020年6月にYouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』を開設。後輩たちを巻き込んだ企画や妄想解釈、作品レビューなどが好評で、チャンネル登録者数は47万人、累計再生数は8,000万回を超えている。