俳優の板垣李光人とHey! Say! JUMPの中島裕翔が28日、W主演でバディを演じるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』(毎週月曜22:00~)の大阪市内で行われた取材会に出席した。

  • 板垣李光人(左)と中島裕翔

    板垣李光人(左)と中島裕翔

ハンパないこだわりに「緻密なのよ(笑)」

本作は、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”の捜査員たちが、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、解決不可能とされていた事件の真相を解明するヒューマンサスペンスドラマ。板垣が第九の室長・薪剛を、中島がかつての第九メンバーで薪の親友以上の存在だった鈴木克洋と、亡くなった鈴木にうり二つの新人捜査員・青木一行を演じている。

性格の異なる鈴木と青木の二役に扮した中島は「すごく難しい役。不安はプレッシャーもあった」というが、「(演じられたのは)鈴木と青木への思いを全身全霊で李光人が演じてくれたからこそ。李光人がバディで本当によかった」と板垣に感謝を。一方の板垣も、中島の熱演に触発されて「頭を使わずに心だけを動かして薪を生きることができた」と全幅の信頼を寄せていたことを明かすなど、バディとしての相性の良さをのぞかせた。

そんな2人は現場を離れても“バディ”だったそう。中島がライブで大阪を訪れた折、カンテレ本社の正面に掲示されていた『秘密』の巨大ポスターを前に写真を撮ってSNSにアップしたところ、後に来阪した板垣も中島と全く同じ場所、同じポーズで撮影してきたという。「マネした写真を“これ”って見せてきた。かわいいな~って思いました(笑)」と中島が明かすと、板垣は「いかに同じ画角で撮るか」に四苦八苦しただけでなく、中島が履いていた“カーキのパンツ”に合わせ、わざわざ「カーキのコートを着ていった」と告白。板垣のハンパないこだわりに中島も「緻密なのよ(笑)」と舌を巻いていた。

クライマックスへ「つらすぎるので離脱が心配」

ドラマも残すところ2話となり、いよいよクライマックスへ。第九の最重要機密を1人で抱え込む薪が命を狙われるなか、青木の姉・和歌子(佐津川愛美)が夫とともに惨殺される事件が発生。和歌子の脳のMRI捜査から、思わぬ事実が浮かび上がる。

今後の見どころについて、板垣は「(31日放送の)10話で、みんながジェットコースターにみたいな急角度でギューンと急降下する。つらすぎるので離脱する人がいないか心配です(笑)。でも、すごく希望がある結末を迎えるので、お楽しみに」とPR。中島は「薪を救うために第九がチームワークを見せる展開も。いろいろあって情報いっぱいになるかもしれないけど(笑)、そこは丁寧に描いているので、しっかりついてきて驚いてください!」と呼びかけた。