赤星憲広、阪神の注目選手明かす「藤川監督も結構期待してる選手の1人なのかなって」

元プロ野球選手で野球解説者の赤星憲広氏が2日、YouTubeチャンネル「ytv阪神応援チャンネル『トラトラタイガース』」で公開された動画「【開幕直前スペシャルPart1】優勝するにはあの選手の活躍が必須! 急成長の逸材に注目!!」に登場。阪神で注目している選手を明かした。

「藤川監督も結構期待してる選手の1人なのかなって」

阪神で注目している選手について問われた赤星氏は「今年1軍に参加してるメンバーだと、面白いなと思うのは、やっぱ榮枝くんかな」と、榮枝裕貴について言及。高知高校、立命館大学を経て、2020年にドラフト4位で指名され入団した榮枝は、1軍出場はこれまで4試合ながらも、昨年は2軍で82試合に出場し、打率.274、3本塁打、32打点、14盗塁と走攻守で結果を残した。

そんな榮枝について、赤星氏は「やっぱりキャッチャーが梅野と坂本、この2人でずっと今までやってきて、その次のキャッチャーって絶対必要になってきてると思うんですよ。そこの中間層でちょっと伸び悩んでる感があったなかに、これはたぶん藤川監督も結構期待してる選手の1人なのかなっていうのは(キャンプ視察に)行って感じたんですよね」と説明。また、榮枝の選手としての魅力についても「バッティングいいし、まず。それで、キャッチャーなのに足速いのよ。スピードあるんですよ」と打撃と走塁の部分をあげる。

続けて、「歴代の素晴らしいキャッチャーの方ってたくさんいたと思うんですけど、打てて走れるキャッチャーってたぶん今まで過去を見ても(あまりいなかった)」「なかなかね、走れるキャッチャーでいいキャッチャーってあんまりね。結局走れるがためにキャッチャーから違うポジションに行ってしまうみたいな選手って結構いたと思うんですけど」と過去の事例を踏まえながら、「キャッチャーで意外と走れるってね、これ結構魅力的なんですよね」と、走れる捕手の持つ魅力を熱弁した。

さらに、「一緒に走塁の練習して教えたりしてるとね、意外とセンスあるのよ。走塁のセンスというか盗塁のセンスというか」「スタートするタイミングを測るのもうまいし」と、榮枝の走塁・盗塁センスの良さについても証言していた。