Oneboxは3月18日、「Z世代のメールに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、2025年2月17日、23~25歳の会社員300人を対象にインターネットで実施したもの。
はじめに、社会人になるまでのメール利用頻度について聞いたところ、「ほとんど使ったことがない」「全く使ったことがない」と回答した人が4割以上という結果に。
また、使ったことがある人の中でも、「よく利用していた」と答えたのは約2割にとどまり、全体的にメールの使用頻度の低さが浮き彫りになった。
前項の質問で、「よく利用していた」「時々使っていた」と回答した人を対象に、メールの「送信」頻度について尋ねたところ、8割以上が何らかの形でメールを送信していたことが分かった。
一方で、およそ15%は「メール送信ほぼ未経験者」であることから、今回の調査対象(300人)のうち、社会人になる前にメールの送信経験がある人(140人)は、経験のない人(160人)よりも少ないことが明らかに。
仕事でメールを送信することについて尋ねたところ、58%が「どちらかというと苦手」「とても苦手」と回答し、得意と感じている人を上回る結果に。
前項の質問で「どちらかというと苦手」「とても苦手」と回答した人に対し、理由を尋ねたところ「メール特有の挨拶やマナーが分からない」(43.8%)が最も多い回答であった。
また、日常的に使用しているLINEなどのSNSと比較されるポイントとして、「短文で送れない」「送信の取り消し・編集ができないのが不安」「既読・リアクション機能がなく、会話の終わらせ方が分からない」といった点に戸惑いを感じる人も多いことが明らかになったという。