俳優の香取慎吾が主演するフジテレビ系ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(毎週木曜22:00~)が、6日放送の第9話からクライマックスの“選挙編”に入る。

  • 香取慎吾

これまでの“ニセモノ家族編”では、さまざまな社会問題に直面し格闘する一平(香取)の姿を通じて、新しい家族の形を問い続け、また日常の問題は政治につながっていることを描き続けてきたが、第9話から始まる“選挙編”ではホームドラマから選挙ドラマへとジャンルを横断し、最低男がいよいよ選挙戦へ挑む社会派エンタテインメントドラマが繰り広げられていく。そして、『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』というタイトルの意味も明らかになる。

“選挙編”突入にあたって、香取は「“選挙に勝つ・負ける”というだけではなく、その先にあるもっと大切なことまで描かれていきます」と見どころを語った。

コメント全文は以下の通り。

■香取慎吾

「これまでは、一平が選挙に出ることを目指している、という前提はありつつも、“選挙ドラマ”というより、“ニセモノホームドラマ”というところを前面に出しながら、いろいろなテーマが描かれてきました。僕も撮影しながら、“なかなか選挙が始まらないな”なんて思っていたんですけど(笑)、いざ選挙編の撮影に入ってみると、自分の中で、選挙へ向けての考え方をしっかりと持てていることに気づいたんです。それはきっと、1話から8話までを通じて、僕なりに社会のことを知ることができていたからじゃないかなと。

例えば最近、実際のニュースを見たり読んだりする中で、“この問題って、『最低男』のあの回で扱ったことだよな…”と思い当たることが増えてきて。“じゃあ、この問題を解決するには、こういうふうに向き合うべきじゃないか”なんて考えるんですけど、それって結局、一平から教わったことだったりするんですよね(笑)

とにかく、これから始まる選挙編は、ちょっと変わった方向から、ちょっと変わった切り口で家族や社会を描いてきた『日本一の最低男』という作品の最後を締めくくるにふさわしいものになっていると思います。単純に“選挙に勝つ・負ける”というだけじゃなく、その先にあるもっと大切なことまで描かれていきますので、ぜひ楽しみにしていてください」

■プロデュース:北野拓氏(フジテレビ ドラマ制作部)

「日常生活にあふれているさまざまな問題は全て政治につながっていて、個人が解決するには限界がある。“ニセモノ家族編”ではこのテーマを中心に描いてきました。そして、ここからの“選挙編”では、そのことを身を持って感じた主人公がいよいよ選挙へ挑んでいきます。ひとつの連続ドラマで家族ドラマから選挙ドラマへとジャンルが横断し、『日本一の最低男』というタイトルの意味もようやく明かされます。連続ドラマだからこそ可能な、即時性の高い、今の時代に届けたいドラマになったと思っています。

脚本・蛭田直美さんの珠玉の物語、主演・香取慎吾さんをはじめとする俳優陣の素晴らしいお芝居を、ぜひ楽しみに見ていただけたらと思います!“選挙編”から見ていただいても十分に楽しめますので、このドラマが一人でも多くの方々に届き、少しでも世の中がより良い方向に向かっていく一助になることを願っています」

■脚本:蛭田直美氏

「第4、6、7、9、10、最終話(大石哲也氏と共同)の脚本を担当いたしました、蛭田直美と申します。いつも『日本一の最低男』を応援してくださり、本当にありがとうございます! ドラマは、観ていただけて初めて完成するので、ここまで一緒にドラマをつくってくださって、本当にありがとうございます。あと少しですね。寂しいな。最後まで一緒に走ってくださいね。

選挙編から参加してくださる方も、もちろんもちろん大歓迎です!見つけてくださってありがとうございます。お一人お一人に、“ここまでこんなことがありまして…”と、暑苦しくお話ししたいです。北野Pから、選挙編の見どころや脚本に込めた思いを、とご依頼いただきました。光栄です。見どころ、本音を言えば全部です…!

隅から隅まで大切に大切に書いて、つくって、演じていただいているので、その全てを受け取っていただきたい!という思いなのですが、そこをなんとか(と誰にも言われてませんが)がんばって書いてみますね!

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