フジ・メディア・ホールディングスは18日、グループのコンプライアンス及びリスクの管理に関する委員会を開催した。
この委員会は、「グループのコンプライアンス及びリスクの管理等に関する規定」に基づき、グループ経営に重要な影響を与えるコンプライアンス上の問題及びリスクへの対応を図るために、グループ各社の代表取締役社長を構成メンバーとして組織化されたもの。
会合では、グループのコンプライアンス体制や人権への取り組みについて再確認すると共に、その実効性を確保するため、グループ各社内、グループ各社とホールディングスの間の運用のあり方などに関して、人権デューディリジェンスの取り組みやコンプライアンス体制構築に精通している専門家の助言を基に議論したという。
その中でも、「人権の尊重は企業の社会的責任と事業の永続性に欠かせない要素であることを改めて認識し、その意識をより浸透させる重要性を共有しました」と報告した。
そして今後に向けて、「一連の報道及び対応に関するステークホルダーの皆様からのご意見を真摯(しんし)に受け止め、当社グループとして必要な措置を講じ、コンプライアンス体制の整備とグループ人権方針の実効性を高める取り組みを進めてまいります」としている。