北海道の東部に位置する北見市(きたみし)は、北海道で一番広く、海の幸と山の幸が豊富に集まるオホーツクの台所ともいえるまちです。
農産物では生産量日本一の玉ねぎや白花豆、海産物ではホタテ・牡蠣・サケが特産品で、「ハッカのまち」としても知られており、世界生産量の70%を担っていた時代もあったのだとか。
スポーツでは「カーリングの聖地」とも呼ばれ、多くのオリンピック選手を輩出しています。
今回は、人口当たりの焼肉店舗数が道内で一番多い「焼肉のまち」としても有名な北見市が誇る食文化やクーポン情報、ふるさと納税返礼品を紹介します。
“焼肉のまち”のグルメ「北見焼肉」について
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北見厳寒の焼き肉まつり
北見市は、北海道内で人口当たりの焼肉店舗数が一番多く、「北見焼肉」がソウルフード。毎年2月上旬には「北見厳寒の焼き肉まつり」が開催されています。
また、令和7年3月31日までは、市内のホテル宿泊者限定の焼肉クーポンを販売! 多彩なお店で「北見焼肉」を存分に堪能することができるシーズンです。
「北見焼肉」のルーツは、戦後、国鉄北見駅(現在のJR北見駅)南側に家畜処理場があり、新鮮な肉が手に入りやすかったことだといわれているそうです。
肉の種類や、仕入れや肉のさばき方、隠し包丁の有無、入れ方など、それぞれのお店で特徴やこだわりがありますが、「北見焼肉」の特徴の一つは、「生ダレ」をつけて味わうことです。
「生ダレ」とは、加熱処理していない焼肉のつけダレのことで、果物や北見の玉ねぎなどを素材にしているのだそう。「生ダレ」の作り方や味わいもお店ごとに違い、個性を楽しめるのも魅力的です。
北見市の担当者によると「北海道へご旅行される方は、ぜひ北見市にもお立ち寄りいただき、おいしい北見焼肉を堪能していただきたいです」とのこと。
自治体からのメッセージ
焼肉は、北見市の誇る食文化です。北見の焼肉店では、お肉と一緒に加熱処理をしていない“生ダレ”が出されます。果物や玉ねぎを使った生ダレは、お店によって味が異なり、提供される生ダレは、それぞれの焼肉店の自慢の味です。
北見市のふるさと納税返礼品について
今回紹介したように日々焼肉を楽しむ北見市民ですが、自宅の敷地内に焼肉小屋を設置する人もいるのだとか! 冬場の積雪にも耐えられる「焼肉ハウス」や、「生ダレ」を自宅で楽しめる返礼品を紹介します。
【完全受注生産】YAKINIKU HOUSE 6人用
・提供事業者:株式会社松浦板金工業所
・内容:タイプ2730(6人用)巾2.25m×奥行2.75m×高さ2.4m、アルミサッシW780×H600、アルミ製出入口引き戸、換気扇、換気ダクト
・寄附金額:299万2,000円
※配送可能地域:北海道(道内)※離島は除きます。
「焼肉をもっと身近なものにしていきたい」との想いで作られた「YAKINIKU HOUSE」です。換気ダクトを備え、季節や天気を選ばず快適に焼肉を楽しむことができます。4人用も返礼品として提供されています。北見市のふるさと納税担当者いわく「返礼品を通して北見市の焼肉文化を知ってほしい」とのこと。
炭火焼肉紅や 熟成みそだれ 焼肉のたれ 4個
・提供事業者:焼肉紅や
・内容量:200g×4個
・寄附金額:8,000円
北見の焼肉店「紅や」の濃厚で旨みたっぷりの熟成みそだれです。原料にはオホーツク産の麹みそや醤油を使用。生姜やにんにくの風味がお肉のおいしさを引き立てる逸品。自宅にいながら「北見焼肉」を楽しめます。
今回は北海道北見市の「北見焼肉」と、返礼品を紹介しました。生ダレが特徴的な「北見焼肉」は、まずは下味なしの牛サガリ・豚ホルモンを頼むのが“北見スタイル”なのだそう。北見市になかなか行けない人も、返礼品として「生ダレ」を味わえるのもうれしいです。気になる人は一度チェックしてみてください。