北海道の離島で、日本海に浮かぶ奥尻島を町域とする奥尻町(おくしりちょう)は、アイヌ語「イクシュンシリ(向こうの島)」に由来する島名を持つ、歴史的に漁業が盛んなまち。冬は雪と強風が特徴的ですが、比較的穏やかな日も多いのだそう。

地元の祭りが息づく地域文化や、ウニやアワビ、海苔といった海産物、奥尻ワインなど魅力的な特産品が多彩です。

今回紹介するのは、そんな奥尻町の代表的な観光スポットの一つ「神威脇(かむいわき)温泉保養所」。湯につかりながら海の景色を楽しむ贅沢が味わえる温泉地です。一体どのようなところなのでしょうか。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった観光スポットとふるさと納税返礼品を紹介していきます。

今回は「神威脇温泉保養所」の詳細と、人気の返礼品などについて調べてみました!

奥尻町の観光スポット「神威脇温泉保養所」について

・北海道奥尻町神威脇
・アクセス:奥尻島内の主要道路を利用し、車で簡単にアクセス可能です。奥尻港からは約50分で到着できます。周辺には駐車場が整備されており、散策にも便利です。

奥尻島は、冬でも静かな観光を楽しめる癒やしの離島です。特に冬は、雪化粧した大地や海の絶景、海の幸を堪能でき、温泉で自然との調和を感じながら、都会では味わえない非日常のひとときを過ごせます。

奥尻島の玄関口である「フェリーふ頭」の真裏、島の西側に位置する湯ノ浜地区神威脇にある、島自慢の天然温泉。日本海を望む神威脇漁港に隣接して、町営「神威脇温泉保養所」があります。

「神威脇」という土地は、島の最高峰である神威山のふもとにへばりつくような場所にあり、太平洋戦争後まもなく、国後(くなしり)島の住民280人が移住し、苦労の末に開拓したという歴史を持っているそうです。

「神威脇温泉保養所」の1階浴槽に注がれる温泉は、まさに源泉そのままの状態! 2階の浴室は、神威脇漁港を見下ろし、さらに日本海を見渡せるように、海側がガラス張りとなっているため、海に沈む太陽を眺めながら、温泉を楽しむことができます。

また、観光客が少なく、ゆったりとした時間を過ごすことができるのは、冬ならではの魅力。冬の静かな島には、地元の人々の温かさが感じられ、寒さで旨みが増した海産物を堪能できます。

自治体からのメッセージ

冬の奥尻島で、心も身体も癒やされる時間をお過ごしください。雪と海が織りなす特別な風景と、新鮮な海の幸、温泉をぜひ体験してください。都会の喧騒を忘れ、奥尻ならではの静けさと温かさに触れる旅へお越しください。

奥尻町のふるさと納税返礼品について

2008年に完成し、本格的な醸造がはじまった「奥尻ワイナリー」自慢の「奥尻ワイン」、奥尻の海で育った新鮮な「ほっけの開き」を紹介します。どちらも人気の返礼品なのだそう!

「奥尻ワイン」OKUSHIRI『メルロー2021 音響振動熟成』

・提供事業者:奥尻ワイナリー
・北海道奥尻郡奥尻町湯浜300
・内容量:750ml
・寄附金額:1万7,000円

奥尻島の厳しい自然環境で育ったメルローを使用。奥尻ワイナリーならではの「音響振動熟成」により味わいが深まり、香り高い仕上がりとなっているそうです。離島の自然環境と先進技術が融合した高品質なワインは、寒い季節にじっくり楽しめる深い味わいが特徴。特別な冬の贈り物としてもおすすめとのこと。

ほっけの開き

・提供事業者:奥尻潜水部会
・北海道奥尻郡奥尻町
・内容量:3尾
・寄附金額:7,000円

奥尻の海で育った脂のりが良いものを厳選し、一尾ずつ丁寧に開き、地元のこだわり製法で加工したほっけの開きです。焼き上げると香ばしい香りが広がり、冬の食卓にピッタリ! 全国でも評判が高く、寄附者から喜びの声が届いているのだとか。


今回は北海道奥尻町の観光スポット「神威脇温泉保養所」と、返礼品を紹介しました。離島の冬という自然環境の中で、海を眺めながら温かい温泉をゆったりと満喫したり、奥尻ならではの冬の味覚を味わったりと、贅沢な時間を過ごすことができます。気になった方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。