JR東日本は17日、春の期間(2025年3~6月)に運転する臨時列車について発表した。五能線で観光列車「SATONO」(HB-E300系)を使用する快速「R(リゾート)-SATONO」を設定。6月5~10日に五能線経由で秋田~弘前間を運転する予定となっている。
「SATONO(さとの)」は「リゾートあすなろ」を改造した2両編成のディーゼルハイブリッド車両。南東北の新たな観光列車として2024年4月にデビューし、郡山~喜多方間の「あいづSATONO」、仙台~山形間の「いろどりSATONO」、仙台~女川間の「だてSATONO」などに使用されてきた。2025年春はおもに快速「あいづSATONO」として、3~6月の土休日を中心に運転を予定している。
五能線での初運行という「R(リゾート)-SATONO」は上下各1本を設定。下り「R(リゾート)-SATONO 3号」は秋田駅10時50分発・弘前駅15時50分着、上り「R(リゾート)-SATONO 6号」は弘前駅16時6分発・秋田駅20時42分着とされ、秋田~弘前間で途中の追分駅、八郎潟駅、東能代駅、能代駅、あきた白神駅、岩館駅、十二湖駅、ウェスパ椿山駅、深浦駅、千畳敷駅(下りのみ)、鯵ケ沢駅、陸奥森田駅、木造駅、五所川原駅、陸奥鶴田駅、板柳駅、藤崎駅、川部駅に停車する。
下り「R(リゾート)-SATONO 3号」、上り「R(リゾート)-SATONO 6号」ともに全車指定席で、6月5~10日に運転。「普段と違う車窓からの風景をお楽しみください」(JR東日本秋田支社)とのこと。