元プロ野球選手で野球解説者の山本昌氏が11月29日、YouTubeチャンネル『ダグアウト!!!』で公開された動画「武田さんのカットボールはウインタースのおかげで覚えた!? 山本さんの独特すぎるルーティン!!」に登場。バッテリーを組んだキャッチャーたちについて語った。

  • 山本昌氏 =BSJapanext提供

バッテリーを組んた捕手たちを語る

「相性が良かったキャッチャー」というトークテーマをガチャガチャで引き、これまでにバッテリーを組んできた捕手について話すことになった山本氏。まず、中村武志氏について、「星野監督が就任されて、彼を抜擢してね。その直後ぐらいに僕がローテーションに入ったんで、よくふたりで叱られましたね」と回想。続けて、「中村武志もそうですけど、その後、矢野くんがドラゴンズにドラフト2位で入ってきたんです。矢野捕手も投げやすかったですね」と、矢野燿大氏について語った。

ここで、ますだおかだ・岡田圭右が「昌さんにとって、投げやすいキャッチャーというのは? キャッチングであったり間であったり、どうなんですか?」と尋ねると、山本氏は「矢野捕手はね、低く構えてくれる。ランナーいない時はね、膝を外してすごい低く構えてくれるんで、あれがすごい景色的に投げやすかった」と説明した。

さらに、「その次に谷繁捕手が来るわけですけど」と谷繁元信氏の名前をあげ、「谷繁捕手は、勝つということに関して本当に特化したキャッチャーで。あれだけのキャッチャーってなかなかいないんですよ」と絶賛。「だから僕は、それこそ200勝もノーヒットノーランも、そういうメモリアルな試合は全部彼とやってきたんでね」と振り返った。

そして、「そう考えると僕ね、投げづらいキャッチャーがいなかったっていう。もっと言うと、キャッチャーに恵まれてきたんですよ。みんなそれで強肩だった」といい、「実は牽制とかクイックがあんまりうまくなかったんで、そういう強肩捕手に守られてやってきたっていうね」と明かしていた。

【編集部MEMO】
『ダグアウト!!!』(BSJapanext 毎週木曜22:00〜)は、プロ野球選手・OBたちが「ダグアウト」(試合中に監督や選手が待機するベンチ)で話すような球界のアレコレを語る野球トークバラエティ番組。自分が一緒にプレーしたい選手を選ぶ「俺のベスト9」、子どもたちからの野球に関するさまざまな質問にゲストが直球で答えていくコーナー「教えて! 野Q塾」など、野球好きにはたまらない企画が見どころ。