JR東日本は、2025年3月15日のダイヤ改正で、夜間作業時間の拡大にともない横須賀線の初終電を見直すと発表した。横須賀線の東京駅から運転される始発列車と、東京行として運転される最終列車をそれぞれ品川駅発着に変更し、運転区間を短縮する。
同社によれば、東京~品川間にあるトンネル設備の維持管理を目的に、夜間作業時間を拡大するという。現在、東京駅からの下り始発列車は同駅4時55分発の久里浜行だが、ダイヤ改正後は運転区間を短縮し、品川駅5時3分発の久里浜行として運転。東京駅から山手線・京浜東北線(ともに早朝4時台から営業運転)を利用することにより、品川駅で横須賀線の列車に乗り換えられる。
東京行の上り最終列車も、現在は逗子駅23時16分発・東京駅0時13分着だが、ダイヤ改正に合わせて運転区間を短縮し、逗子駅23時16分発・品川駅0時8分着に変更。品川駅から東京駅までは山手線・京浜東北線(ともに深夜0時台まで営業運転)でも移動できる。