カンテレ・フジテレビ系ドラマ『スノードロップの初恋』(毎週火曜23:00~)のイベント「スノードロップの初恋presents クライマックス直前! スノ恋クリスマスパーティー」が2日、東京・Zepp Haneda(TOKYO)で開催された。

  • 「スノードロップの初恋presents クライマックス直前! スノ恋クリスマスパーティー」

会場には多くのファンが集結。ステージに宮世琉弥、小野花梨、曽田陵介、岩瀬洋志、森田甘路、志賀李玖が登壇すると、大きな歓声が沸き上がった。

宮世と観客によるタイトルコールで幕が上がると、まずはVTRでクランクインなどの映像を紹介。暑い最中、真冬の衣装を着て演じていた宮世や、セリフをかんでしまった曽田、撮影中、思わずカメラ目線をしてしまった志賀などのNG映像が公開された。MCから印象に残っているシーンを聞かれた岩瀬が「琉弥がから揚げをめちゃくちゃ食べてるところ」と答えると、宮世はすかさず「うますぎて(笑)」と明かした。

共演者や制作スタッフによる知られざるタレコミ情報も。宮世のタレコミ情報は「よく食べる」。しかも弁当を食べるのも速いという。すると宮世は「よくないんですよ、僕。早食いは親からも体に良くないから直しなさいと言われているんです。けれど、現場にいたら、ごはんを食べる時間は結局取れなくて。僕は昔から時間を有効活用したいので、ごはんを速く食べてきました。それが染みついちゃっているんです」と明かした。

小野へのタレコミ情報はいいことばかりだったが、着替えがとにかく速いという情報も。出演者たちの知られざるタレコミ情報にファンたちが一喜一憂する中、9話のラストで衝撃の死を迎えた伊勢政和役の杉本哲太がステージへ上がるサプライズ演出もあった。

そして、クリスマスらしい企画として「スノ恋クリスマス恋愛力検定」が行われた。最初のお題は「女の子をキュンとさせるクリスマスデートの誘い文句は?」。真っ先に手を挙げた志賀が一番手。「もし良かったら、クリスマス一緒に過ごしませんか?」というピュアな誘い文句に会場もため息の嵐だ。

この後の順番は、じゃんけんで負けた宮世がトリを務めることに。2番手は岩瀬。「クリスマスの日に、この間、言っていたレストランがクリスマスディナーやるらしくて…一緒に行かへん?」と、破壊力ある誘い文句に大きな歓声があがる。小野も「方言、最高!」と太鼓判を押した。

続いて曽田は、会社の同僚を誘うという設定でスタート。「今、領収書チェック中?」と、かんでしまったNGシーンを使って観客の心をわしづかみ。最後は「25日は空いてる? じゃぁさ、車でどっか行かへん?」と関西弁で言うと、再び大きな歓声があがった。

森田は、大学のキャンパスを舞台にした誘い文句。なぜか矢文が登場し、まるでひとつの物語のような演出は、さすが劇団出身だ。

トリを務めた宮世は朔弥になりきっての誘い文句。「12月25日なにしている? そうか。和真とデートか。俺は君が好きだ。12月25日、あの屋上で待っている。君とクリスマスデートをして、スーパーに行って、食材を買って、おうちで君とキスをしたい」と、途中で笑いをこらえる一幕も。これまでの朔弥のセリフを思い出しながら「大丈夫だ! 君は頑張っている。だから、僕とお付き合いをしてくれ。そして、だれか、俺を早く止めてくれ!」と、泣きの入ったところで、終了した。宮世は終わった途端、「俺ね、ほんとね、胸キュンだけは専門分野じゃないんです」と告白した。

お題を2つ終えたところで、もっとも恋愛力が高かったのは志賀だと小野が判定。「一生懸命な感じに心がつかまれた」とコメントした。

そして、エンディングテーマ「雫」を担当したあたらよによるライブパフォーマンス。「雫」を含めた3曲の圧倒的なパフォーマンスに観客も大盛り上がりだ。

ラストは、オープニングテーマ「白く染まる前に」を歌うRyubi Miyaseのスペシャルライブ。これまでトークで見せた宮世とも、ドラマでの宮世とも違うアーティストとしてのRyubi Miyaseがみせる歌声に、ファンも酔いしれた。

こうして幕を閉じたイベント後、宮世は「タレコミコーナーが楽しかったです。誰が本当はこう思ってたとか、すごくおもしろかったです。あっという間でしたし、すごくパワフルな方が多くて、元気をもらいました」とコメントし、ステージを後にした。

イベントでは、ドラマのBlu-ray & DVD BOXが来年5月14日に発売されることも発表された。宮世、小野、曽田、岩瀬による座談会が含まれた特典映像やオフショット、メイキング映像など、ここでしか見られないキャストたちの姿やエピソードが収録される予定。

そしてこのイベントは、17日23時59分までアーカイブ配信される。