俳優・菅田将暉が主演を務める映画『サンセット・サンライズ』(2025年1月17日公開)の予告映像と第2弾ビジュアルが公開。GRe4N BOYZの書き下ろし楽曲「シオン」がインスパイアソングに決定した。
『サンセット・サンライズ』のインスパイアソングを書き下ろし
このたび、同作のインスパイアソングを今年GReeeeNから改名したGRe4N BOYZが担当。書き下ろし楽曲「シオン」を使用した予告映像が、このほど公開された。
『キセキ -あの日のソビトー』(17)で松坂桃李とともにW主演を務めた菅田。劇中に登場する「グリーンボーイズ」のHIDE役として「道」や「キセキ」などGReeeeNの名曲を披露した。それから7年のときを経て、今回GRe4N BOYZと菅田が映画で再タッグを組むこととなった。
予告映像は、息苦しい東京を脱出し“お試し移住”を満喫する晋作(菅田)のとびっきりの笑顔からスタート。南三陸の美しい海、4LDKで家賃6万円の神物件、豪華すぎる海の幸と、釣り好きの晋作はそれだけでも有頂天だが、さらにその家の大家さん百香(井上真央)に運命の出会いまでも感じてしまう。だが、その百香には悲しい過去があった。そんな百香を見守る父・章男(中村雅俊)や地元の人たちと交流を深めていく晋作だが、“モモちゃんの幸せを祈る会”を名乗る超クセ強のメンバー(三宅健、竹原ピストル、山本浩司、好井まさお)からは百香に急接近する危険なよそ者として完全に敵視されてしまう。そして映像は突然、隣家の住人に「け!」と呼びかけられ、「け?」と困惑する晋作で締めくくられる。
また、あわせて公開された第2弾ビジュアルは笑顔の晋作が写し出されているほか、中段には少し寂しげな横顔のなかにも凛とした強さをみせる百香と、静かに見守る晋作の姿も。そして下段には章男や、晋作の勤める会社の大津社長(小日向文世)、“祈る会”の面々、百香の同僚・仁美(池脇千鶴)らクセのある人たちが笑顔で並ぶビジュアルに仕上がっている。
コメントは以下の通り。
菅田将暉
楽曲「シオン」の言葉やメロディに 生きていく中での人との触れ合いが なんて贅沢なものなのだろうと再認識させられる GRe4N BOYZ さんによってなんてことのない生活が、 この映画がかけがえのないものに彩られていく。
GRe4N BOYZ
この映画に音楽で参加できることをとても光栄に思います。映画を観てから音楽を作るという、未だやったことの無い方法での作品作りで、映画を観たあとでどんな感情が自分の中に残るだろうと心を眺めていました。沢山の側面がある映画なので、いろんな気持ちに届くよう、曲を作っていきました。ふと前を向くその瞬間に、幸せでありますように。この曲が映画を通じて、ナニカになってくれれば幸いでございます!
【編集部MEMO】
映画『サンセット・サンライズ』は、楡周平氏の同名小説を映画化したヒューマン・コメディ作品。都会から“お試し移住”した釣り好きのサラリーマン・西尾晋作(菅田)と、宮城県・南三陸で生きる地元住民たちとの交流、人々の力強さや温かさをユーモアたっぷりに描く。脚本は宮藤官九郎が務め、『あゝ、荒野』『正欲』などの岸善幸監督がメガホンを取る。