サーティファイは、オンラインによる就職活動についての実態調査結果を11月19日に発表した。同調査は2024年10月16日〜10月18日の期間、オンライン就職活動経験者(2024年卒業〜2026年卒業予定)591人を対象にインターネットを用いて行われた。
45.5%にあたる269人が自宅などで受験したオンライン試験で「何らかのカンニング」を実行したと回答した。一方、カンニングを行わなかったのは54.5%(322人)にとどまった。
特に生成AIを利用した不正行為が従来の「替え玉受験」を上回っており、生成AIの普及により不正行為がより手軽になった可能性が示されているという。
また、カンニングを実行した269人のうち、62.5%にあたる168人がカンニングを行った企業から内定を得ていることがわかった。オンライン就職活動者全体の591人で見ると、28.4%がカンニングで内定を獲得しており、企業が不正を見抜けていない現状が浮き彫りになったという。