新京成電鉄は11日、復刻塗装電車の第3弾として、同社所有の8800形1編成(8813編成)を1986年導入当時の配色を再現した復刻塗装に変更し、11月18日以降に運行開始すると発表した。
7月24日から運行開始した「N800形 復刻塗装電車」、9月24日から運行開始した「8800形千葉線直通色 復刻塗装電車」の好評を受けて、第3弾として「8800形オリジナル色 復刻塗装電車」を企画。新京成電鉄の歴史を振り返り、懐かしさを感じてもらう目的で、8800形の導入当時に見られた「ベージュの車体カラーに茶色の細帯」のデザインを再現する。
1986年1月から導入された8800形は、他社に先駆けて長編成VVVFインバータ制御を採用した車両で、当時話題になったという。「8800形オリジナル色 復刻塗装電車」の対象となる8813編成は、新京成線から京成千葉線への乗入れにも対応している。なお、天候の影響で施工日を延期し、運行開始日を変更する場合があるとのこと。運行開始後も、車両の運用により運行しない日がある。