お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が、5日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『カズレーザーと学ぶ。』2時間スペシャルに出演し、ほとんどの日本人が持ってない菌を腸内に保有していることが判明した。
プラズマ乳酸菌がウイルスと戦う
番組では、便秘になりやすい体質について解説。腸内環境の悪化は体調の悪化につながるが、「プラズマ乳酸菌」によって活性化した細胞が、他の免疫細胞に司令を出しながら、自らもウイルスと戦うのに加え、ウイルスを攻撃するタンパク質の生成量が、他の一般的な乳酸菌に比べ圧倒的に高いというデータがあるという。
そして、スタジオゲストの腸内細菌検査を実施すると、吉村の腸内に「カテニバクテリウム」という菌がいることが判明。国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所の國澤純氏は「私、初めて見ましたので、異例中の異例の腸内細菌をお持ちなのかなと思います」と語る。
メカニズムは不明も…腎臓の病気で増加
しかしこの菌は、メカニズムは分からないものの、慢性腎臓病や腎不全など腎臓の病気になると増加するという報告があるとのこと。國澤氏は「悪い菌かもしれないですが、今のところは酪酸を作るので良い菌で…」と言いながら、「分かってないことが多いので、これから注目したい菌の一つです」と見解を述べた。
この解説を聞いた吉村は「情報をすごく学びましたし、みんなすごい解決した顔されてるじゃないですか。俺だけ謎の菌が見つかってるんですよ(笑)。それが気になっちゃって…」と不安がっていた。
【編集部MEMO】
この日の放送では、「死亡リスク上げる便秘の新常識! 現代人の便意が消失!?」をテーマに、「便秘」を特集。様々な研究から、便秘があらゆる病気のリスクを高めてしまうことが分かったと報告された。番組は、TVerで見逃し配信中。