バイオフィリアは10月30日、「ペットツーリズム」に関する実態調査の結果を発表した。調査は2024年10月24日~28日、全国の犬と暮らす飼い主1,021名を対象にインターネットで行われた。
愛犬連れの旅行(ペットツーリズム)意欲は2022年から90%超と高い傾向が続く
愛犬を旅行に連れて行きたい飼い主は3.3%増加し、96.3%だった。
ペットツーリズム需要はここ数年高い状態が続いており、旅先選びに愛犬を連れて行けるかどうかを考慮する人は95.8%と高い。
旅費が高くなったとしても愛犬を連れて行きたい飼い主は84.3%を超えた。
愛犬を旅行に連れて行きたい理由のトップは「家族だから」(87.5%)だった。「愛犬との思い出を作りたい」(79.9%)、「愛犬にいろんな体験をさせてあげたい」(59.0%)と続いた。
愛犬と旅行したことのある飼い主が増加
愛犬と旅行にいったことがある飼い主は、前回調査の70%から82%に増えた。
9割以上が愛犬と複数回旅行しており、10回以上も35%と高い割合を占める
愛犬との旅行回数は1回の割合が最も少なく、2~5回が38%、10回以上が35%だった。
コロナ禍と比較して「旅費が増えた」26%
コロナ禍と比較して、37.9%が「愛犬との旅行の機会が増えた」と回答。26%が「旅費が増えた」と回答した。
1頭あたり1回の旅費に1万円以上をかける飼い主が増加
旅行1回につき1頭あたり1万円以上をかける飼い主は、前回調査時の37.9%に対し51.0%と半数を超えた。
愛犬と旅行したことのない理由
愛犬と旅行したことのない飼い主に理由を尋ねたところ、最も多かったのは「愛犬が旅行に慣れていない」で45.9%だった。