NTTデータ経営研究所は10月16日、「"保険視点"でのZ世代×デジタル戦略の有効性調査」の結果を発表した。調査は6月21日〜25日、就業中の20代〜50代の男女1,027人を対象に行われた。

  • 生命保険・医療保険について調べる際、使用すると思われる情報収集の方法(未加入者対象)

まず、未加入者に向けて、生命保険・医療保険について調べる際に、使用すると思われる情報収集の方法を尋ねてみた。

すると、30代〜50代では約半数が「保険会社のWebサイトや比較サイト」を参照している一方、Z世代では50.4%が「有識者のブログや解説サイト」を利用している事が分かった。

加入者に対し、保険加入時に複数社で比較検討をする割合を調査したところ、若年層ほど高くなる傾向が見られた。50代では33.5%に対し、Z世代は55.3%にのぼっている。

  • 加入する際、複数の保険会社で比較検討したか(加入者対象)

未加入者に対し、その理由を尋ねてみると、Z世代では「加入するきっかけがないだけで特に理由はない」の回答が68.6%にのぼった。

  • 生命保険・医療保険に加入していない理由(未加入者対象)

また、生命保険・医療保険の理解度の調査では、Z世代の71.5%が「あまり理解していない」または「まったく理解していない」と回答している。

  • 生命保険・医療保険の理解度