ロマンスカーミュージアムは3日、「鉄道の日」(10月14日)限定の特別企画として、ロマンスカーギャラリーに展示するロマンスカー・NSE(3100形)の展望席と喫茶カウンターを開放すると発表した。

  • 内部を特別開放するロマンスカー・NSE(3100形)

「鉄道の日」に合わせ、10月9日から11月18日まで行われるイベント「Romancecar Reborn」の一環で実施。「鉄道の日」当日(10月14日)の10時30分から16時まで、普段は立ち入ることのできないNSE(3100形)の展望席および喫茶カウンターで写真撮影と見学を楽しめる。

期間中の常設企画「『小田急電鉄の譲渡車両』パネル展示」では、小田急電鉄から長野電鉄・富士急行に譲渡されたロマンスカー2種が編成数とカラーリングを変更し、装いも新たに運行している様子などパネルで展示。NSEの冷房装置を搭載した車両も紹介し、小田急電鉄で活躍していた各車両や部品がリユースされ、「第2の人生」で活躍している姿を展示する。

  • 小田急電鉄の譲渡車両パネル展示のメインビジュアル

  • 整備士目線で車両の床下を見学できる検査用線路(イメージ)

  • 通勤車両1000形

  • ワークショップで制作するオリジナルトートバッグ

10月12・13日、ロマンスカーミュージアムから海老名検車区へ向かい、館長と整備士から小田急電鉄の通勤車両1000形をリニューアルしたことにより向上した車両の性能や特徴などを聞くイベントを実施。整備士が車両下部を点検するための検査用線路で、実際に床下の機器を見ながら見学し、整備士気分を味わえるという。大型の車両洗浄機で電車が洗われる様子も車内から見学できる。参加費は大人3,000円・こども2,500円。10月4日12時30分から同館公式サイトで事前予約できる。

10月26日・27日には、小田急電鉄の通勤車両8000形で使用された吊り革をアクセントにしたトートバッグを制作するワークショップが行われる。参加費は2,000円。10月4日12時30分から同館公式サイトで事前予約できる。