タレントの東野幸治とアイドルグループ・Snow Manの渡辺翔太が1日、フジテレビ系バラエティ番組『この世界は1(ワン)ダフル』(17日スタート、毎週木曜21:00~ ※初回20:00~2時間SP)の取材に応じた。
ゴールデンでMC「ちょっと飛び級すぎる」
雑誌の名編集者、一流弁護士、人気ウエディングプランナー、脚本家など、さまざまな世界で活躍する一流たちが見聞きした人生で1番スゴい話=“1ダフル(ワンダフル)なエピソード”を、実際の映像や当事者のインタビュー・事実を基に映像化したショートドラマなどで紹介する同番組。
前日はプレッシャーで眠れなかったという渡辺は、レギュラー初回の収録を振り返り「ガッチガチでした。自分がゴールデンという枠で、MCという肩書きを頂いて番組に参加するというのがちょっと飛び級すぎて、プレッシャーがすごいので、今日は本当に緊張して噛み噛みでした」と反省する。
その緊張感は、特番1回でレギュラーに昇格したことも背景にある様子。「普通は、2回、3回、4回とどんどん実績を作ってから固くゴールデンに行こうってなると思うんです。TBS(『それSnow Manにやらせて下さい』)は配信から始まって、お昼でやって、やっとゴールデンだったので、フジテレビの舵切りがもうすごいなと思いました」と驚かされた。
また、収録スタジオの人数の多さにも、「“ゴールデンの初回ってこんな感じなんだな”っていうテレビの収録現場感をすごく感じました」とのこと。他局と比べても「フジテレビに来るとテレビに出てる感がすごいんです。フジテレビって、バラエティ番組とかで局の廊下とかもよく映るじゃないですか。ああいうのを見てたからテレビ感が強いのはやっぱりフジテレビさんで、今日も楽屋に港(浩一)社長まで来てくれて、“始まるんだな”っていう感じがしました」と気が引き締まったそうだ。
フット後藤の東野評「距離を縮めるのに何十年かかる」
東野とMCタッグを組むに当たり、長年共演するフットボールアワーの後藤輝基から、「東野さんってその時は距離が縮んだように見えるけど、次2週間後会ったらその距離がリセットされてるから、距離を縮めるのに何十年とかかる。だから、ずっと緊張しちゃうと思うよ」と言われたという渡辺。「今日もお会いして今しゃべれてるんですけど、次会ったらリセットされてんのかなと思うと、怖さしかないですね(笑)」と心境を打ち明ける。
これに対し、東野は「いつも取材で会う記者さんも、全員に等しく初見ですから、そういう性格なのよ。でも3か月、半年経ったら、1ミリ、1センチ、ちょっとずつ距離が近づいていくから(笑)。長いことやってたらそんなもん気にしない間柄になっていくから、全然心配しなくて大丈夫」と笑顔。
続けて、「思ってるより、自分のしゃべりなんて(放送で)使われてないから、そんな気にせんでいいと思うよ。そんなの気にするような時間あったら、歌覚えたり、踊り覚えたり、明日のセリフ覚えてる方が有意義やと思う」とアドバイスした。