元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が9月27日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』で公開された動画「日本ハムが6年ぶりのCS確定!! 3年で戦う集団を築き上げる新庄監督の手腕とは?」に出演。日本ハム・新庄剛志監督が就任してからの3年間について語った。

新庄剛志監督

新庄剛志監督が選手を惹きつける理由

新庄監督の改革について、高木氏は「見ていると、みんなフラットに見ているわと思って。その時の実力者は近ちゃん(近藤健介)であったりしたんだけど、それを含めて隔てなく、ファームの人間もみんな耕した。ゼロにしたという感じがする、チームを」と自身の印象を告白。

さらに、「だからレギュラーは誰もいない、全部1軍に上げる、経験させるという。1軍を見せる、景色が違うところを見せてやる。それが選手にとってどれだけのモチベーションになるかを新庄監督はわかってたし」と続けた。

また、「どんな時でもネガティブにならないな。ずっとポジティブだったな」といい、「これが選手を惹きつける魅力になったんだと思う」と賛辞を贈っていた。

【編集部MEMO】
横浜大洋ホエールズ、横浜ベイスターズ、日本ハムファイターズなどで活躍した高木豊氏。1985年、当時の監督である近藤貞雄さんの発案で、加藤博一さん、屋鋪要氏、高木氏というチームの俊足打者が1番、2番、3番と並ぶ「スーパーカートリオ」を結成したことでも知られる。現役引退後は、アテネオリンピック日本代表内野守備・走塁コーチや横浜DeNAベイスターズのヘッドコーチなどを務めた。YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』では、野球界ニュースの解説やゲストを招いた対談動画が公開されており、ダルビッシュ有がゲストとして登場した動画「【遂に登場!!】ダルビッシュ有が見た『大谷翔平』と『佐々木朗希』の可能性とダルビッシュの“人間力”」は300万回を超える再生数を記録している。