• 鷲見玲奈

仕事と育児の両立については「私はこれまで仕事と家事の両立が何もできていなかったというか、料理もすごく苦手だったので、ほとんどしていなくて。それが、子供ができてからは、家にいるからやらなきゃと思い、1つずつ挑戦していったら、いろんなことができるようになりました。よく子供が親を成長させてくれると言われていますが、まさにその通りだなと思います」としみじみ。

パートナーとの関係も良好のようだ。

「家にいる時間が私の方が長いので、必然的に子育ては私が主体となってやっていますが、私が仕事の時は夫に見てもらうとか、私がご飯を作っている時に子供をお風呂に入れてもらうとか、それぞれのバランスを考えながら助け合っています。夫は子供と一緒にお風呂に入ることをめちゃめちゃ楽しんでいますし、そんな風に子育てをしている姿を見せてくれると安心します。慌ただしくしていると、つい根詰めてしまいがちなので、その姿を見て、私ももっと楽しまなきゃと気づかせてもらえます」とした上で「でも、一度『もうちょっとやってほしいんだけど』みたいな感じでぶつかったこともあります」と告白。

「言わなくても気づいてほしいって思ってしまって溜め込んでしまったんです。夫からは『せめて爆発する前に言ってくれたらいいのに』と言われて、確かになと反省しました。私たちが険悪になってしまっては元も子もないですから。でも、この一件から夫も気付こうとアンテナを張ってくれるようになったので、あのとき伝えてよかったなと思っています。あとは、基本ですが、お互いに感謝の気持ちを伝えることは大事にしています」と述べた。

子供の今後については「本当にのびのびと、この子らしく成長していってくれたらいいなと思います。あれをしなさい、それをしなさいということをあまり決めずに、のんびりやってくれたらいいですね」と語る鷲見。余裕を持って子育てをしている印象を受けるが、「それは本当に周りのサポートのおかげです」と感謝する。

「夫や母もそうですし、周りの人が助けてくれるお陰で、楽しく子育てができている気がします。でも、子供が100人いれば100人違うように、子育てだって本当に人それぞれで。誰かが働いているから早く復帰しなきゃということではないですし、無理に子育てを楽しまなきゃ! と思う必要もないのかなと。自分らしいペースでやっていくことが、親にとっても子供にとってもいいんじゃないかなと思っています」

  • 鷲見玲奈

アパレル業に意欲「ベビーとお母さんのリンクコーデができるブランドが作れたら」

出産後は、メリハリをつけて仕事をしようと心がけているそうだ。

「お仕事をする時は、せっかく仕事を入れたのだから頑張ろうと、家にいる時はしっかり子供と向き合おうと思えますし、そういう意味では今までにはないほど、オンオフの明確さが出てきた気がします」

最後に、今後チャレンジしてみたいことについて聞いた。

「子供を産んでから挑戦したいなと思ったのは、アパレル関連の仕事です。ベビーとお母さんのリンクコーデをできるブランドってあまりないので、そういったブランドが自分で作れたらいいなと思いました。完全にお揃いのワンピースなどはよくありますが、例えば柄が同じパンツとかロンパース、ちょっとした小物とか、そういったアイテムがあるとコーディネートに取り入れやすいし、おしゃれも楽しめると思います。そんなチャンスがあるかどうかはわかりませんが、いつかやってみたいですね」

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■鷲見玲奈
1990年5月12日生まれ、岐阜県出身。2013年にテレビ東京入社。2020年4月からフリーアナウンサーに転身。2022年4月より『ズームイン!!サタデー』(日本テレビ)の総合司会を務め、産休を経て2024年9月より復帰。2021年に日本テレビ系スペシャルドラマ『アプリで恋する20の条件』で女優デビューも果たし、『ドクターX~外科医・大門未知子~』第7期(21)、『DCU~手錠を持ったダイバー~』(22) 、『警視庁・捜査一課長』Season6(22)、『パンドラの果実 科学犯罪捜査ファイル』Season1(22)などに出演している。