元プロ野球選手で野球解説者の谷繁元信氏が20日、YouTubeチャンネル『谷繁ベースボールチャンネル』で公開された動画「【質問返し】ヤクルトが一点差ゲームで勝ち切るには…? ドラフト予想まで。」に登場。中日が今年ドラフトで上位指名すべきだと思う選手のポジションについて語った。
中日のドラフト1位2位3位を守備位置で決めるなら?
今回の動画では、視聴者から寄せられた質問に答える企画を実施。そのなかで、「今年の中日のドラフト1位2位3位を、守備位置で選んでください」という質問に答える流れとなる。
谷繁氏は「これ、難しいこと言うねえ」と苦笑しつつ、「まあ正直、大野とか柳もある程度年齢がいってるし、その次の世代も、まあいるんだけど、まだパッと出てきてはくれない」「ピッチャーは何人いてもいいから、本当に。だから今年はピッチャーじゃないかな?」と持論を展開。
続けて、「俺はね、できれば高校生のキャッチャーにいってほしいね、上位指名」と述べつつ、「将来性を考えたら、石橋とか味谷とかいるんだけど、今の段階でこの状況で出られてないってことは、ちょっとあやしいよね、正直……まあ、わかんないけどね。彼らの努力によってものすごい成長する可能性もあるし、ゼロではない」「でも、チームの編成的なことからいうと、ひとりいるといいかな」と説明した。
さらに、「右打ちの内野手。野性的な選手がいい。身体能力がものすごい選手。あとは元気マン。そういう選手がいるといいんじゃないかなって思います」と話し、「カープの矢野みたいなのがひとりいるといいんじゃないかなと思います」と、今季大ブレイクした広島の矢野雅哉も例に挙げていた。
【編集部MEMO】
横浜ベイスターズ、中日ドラゴンズ などで活躍した谷繁元信氏。2014年シーズンより中日ドラゴンズ選手兼任監督、2016年シーズンは専任監督を務めた。ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞6回、最優秀バッテリー賞4回といった受賞歴のほか、27年連続本塁打および捕手としての試合出場のギネス世界記録、通算3021試合出場の日本プロ野球(NPB)記録なども持つ。