女優の伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)のメモリアルブック『連続テレビ小説 虎に翼 メモリアルブック』(宝島社)が9月24日に発売される。

『連続テレビ小説 虎に翼 メモリアルブック』

メモリアルブックには、主人公・寅子役の伊藤沙莉や、寅子の大学の同級生で弁護士・山田よね役の土居志央梨、主人公の義姉・猪爪花江役の森田望智のインタビューを収録。さらに脚本を手掛けた吉田恵里香氏、語りを担当した尾野真千子が作品を語る豪華な内容になっている。

伊藤は、第21週で話題となった結婚式のシーンについて、「とにかく涙が止まりませんでした。自分でももうよくわからない領域でした。“ひとりの人間としてそのままでいい”と伝えることをお祝いとして、そのために集まってくれた一人一人の顔を見ていたら、胸がいっぱいになりました」と回顧

そして、最終回に向けての見どころについて「もちろん全部です! 大きな裁判があったり、残っていた大きな課題があったりするなかで、どうありたいか、どうあったか。寅子は疑ったり、悔やんだり、認めたり、誇ったりしながら進んでいくキャラクターなので、人間らしいドラマが繰り広げられていると思います」とアピールしている。

そのほかにも名場面で振り返る全26週フォトアルバムに、ドラマを彩った美術セット集とスタッフによるメイキング秘話。さらにキャストの素顔が垣間見えるオフショットなども収録。そして感動のクランクアップの様子に、キャストから視聴者へのメッセージも。作品を振り返ることができる一冊となっている。

【編集部MEMO】
連続テレビ小説(朝ドラ)第110作となる『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子さんをモデルにした主人公・佐田(猪爪)寅子の人生を描く物語。伊藤沙莉が寅子を演じている。