10月12日にスタートする日本テレビ系ドラマ『放課後カルテ』(毎週土曜21:00~)の岩崎秀紀プロデューサーが18日、東京・汐留の同局で行われた10月改編説明会に出席し、見どころなどを語った。

  • 『放課後カルテ』(C)日テレ

    『放課後カルテ』(C)日テレ

学校医として小学校に赴任してきた小児科医の牧野(松下洸平)が、文句ばかりで口も態度も大きい問題ドクターでありながら、鋭い観察眼で子どもの小さなサインも見逃さず、救っていく同ドラマ。原作は、日生マユ氏の同名人気マンガ(講談社『BE・LOVE』所載)だ。

岩崎プロデューサーは「漫画『放課後カルテ』の世界観を大事に、子供の日常を描いていきます」と説明。「メインキャスト、脚本家、監督、私プロデューサー含めて、スタッフ・キャストが原作の日生マユさんとそれぞれお会いして、キャラクターや世界観の醸成をこれまで行ってきました。そんな漫画『放課後カルテ』の世界観を全キャスト・スタッフが共有してベースにしながらも、映像だからこそできる、子どもの日常にあふれている見えないSOSですとか、言葉にできない気持ち、これをドラマとして表現していきますので、そちらにご注目いただければだと思います」とした。

同局では、『セクシー田中さん』をめぐる制作ドラブルを受け、ドラマ制作における指針を策定。この中では、「漫画や小説などを原作として映像化する際には、原作を尊重し、その世界観をより深く理解するよう努めます。その上で、原作者と対面またはオンラインで直接会話するなどして、丁寧に時間をかけてコミュニケーションを取るよう努め、ドラマ制作にあたっての方向性や具体的な表現手法に関する相互理解を深めます」と定めている。