元プロ野球選手で野球解説者の山本昌氏が8月26日、YouTubeチャンネル『【東海テレビ公式】ドラHOTpress』で公開された動画「山本昌&山崎武司 プロ野球 やまやま話『史上最強の抑え投手』」に登場。“大魔神”こと佐々木主浩氏らレジェンド選手にも匹敵すると思う現役クローザーについて語った。

山本昌氏

ライデル・マルティネスの実力を絶賛

今回の動画では、「史上最強の抑え投手」をテーマにトーク。佐々木主浩氏、大野豊氏、高津臣吾氏らの名前があがるなかで、山本氏が「このメンバーに引けを取らない、ライデル・マルティネスというね」と切り出したことで、マルティネスの話題に。マルティネスについて、「どう? 引けを取らないでしょ?」と尋ねる山本氏に対し、山崎武司氏も「今のライデル見たら、ちょっとなかなか打つのは難しい」と同意する。

続けて、山崎氏は「佐々木さんと似たところがあって、上からドーンでしょ? 角度がすごいから、バッターはめちゃ打ちづらいと思います」「それで思いのほか落ちる球、フォーク・スプリット系はストライクゾーンから落としてくるんで」と、打者目線で攻略の難しさを語った。これに山本氏もうなずいて納得しながら、「ちょっと最近打たれてるけど、でも無双ぶりはさっき名前あげた方の全盛期と正直遜色ない」と評していた。

【編集部MEMO】
プロ野球生活32年、50歳まで現役を続けた山本昌氏。NPB史上初となる50代での登板など、投手として数々の最年長記録を保持している。自身が現役を長く続けることができた理由として、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』にゲスト出演した際には、「工藤(公康)さんの存在も大きかった」「あの人が長くやったんで、僕はその獣道を後ろから歩いて、気づいたら45歳」「それまで『球界最年長』と言われないんで、注目されないんですよ」などと語っていた。