アイドルグループ・Travis Japanの七五三掛龍也、女優の山崎紘菜、俳優の佳久創 、女優の齊藤なぎさが、10月12日にスタートするテレビ朝日系ドラマ『私たちが恋する理由』(毎週土曜23:00~)に出演することが13日に発表された。

  • 『私たちが恋する理由』ビジュアル=テレビ朝日提供

■菊池風磨×久間田琳加で大人気コミックを実写化

「第2回みんなの推し恋愛マンガ大賞」の大人の恋愛部門で大賞を受賞し、電子書店では3,000万viewを突破したma2氏による大人気コミック(シュークリーム『OUR FEEL』連載)が初の映像化。オフィスを舞台に、踏み出すことに臆病になるけどどうしても恋してしまう……そんな6人の男女の、焦れったくもほろ甘い“大人のピュア恋”決定版となっている。

■七五三掛龍也、11年ぶりに地上波連ドラ出演

主人公・黒澤智也(菊池風磨)が働く会社の後輩であり、ヒロイン・森田葵(久間田琳加)の同期・坂元凌を演じるのは、Travis Japanの一員として現在、6都市をめぐるワールドツアーで世界を舞台に活躍する七五三掛。本作で演じる坂元は、仕事に真面目で性格も優しい一方、なかなか恋愛対象として見てもらえず恋とはあまり縁がなかったのだが、実は別の部署の先輩・市川絢香に憧れを抱いており……。11年ぶりの地上波連続ドラマ出演で、原作のキャラクターに合わせて黒髪&前髪アリにイメチェンした七五三掛。事務所の先輩である菊池は、「彼にはかわいい印象がありますよね。今回演じる役もどちらかというとかわいい感じだし……」と語り、「このままですと彼が現場のかわいいアイドルになっちゃうので、それはちょっと邪魔したいなと思っています!」と宣言。共演には「こうして一緒にやるのは12、3年ぶりぐらいになるので、どのような感じになるのか、非常に楽しみ」と期待を寄せていた。

七五三掛演じる坂元の恋のお相手・市川絢香を演じるのは、2020年米公開の映画『モンスターハンター』でハリウッドデビューを果たし、連続テレビ小説『舞いあがれ!』への出演、ドラマ『御社の乱れ正します!』(24年)では主演を務めるなど、数々の作品で凛とした魅力を放つ山崎。本作で初めて年下との恋愛をする役を演じる。絢香は、職場ではしっかり者の姉御肌で後輩からも慕われる一方、プライベートでは本音を言えずに強がって、気づけば都合のいい関係ばかりの恋愛下手。坂元の存在が絢香にどんな変化をもたらすのか。

■齊藤なぎさ、人生最短に髪をバッサリ切って挑戦

葵と坂元の同期・小津京を演じるのは、2023年までアイドルグループ「=LOVE」で活動し、2024年には『恋を知らない僕たちは』『あたしの!』、そして12月公開の『推しの子』と3作品に出演するなど、女優としての飛躍を見せる齊藤。ガッチリした大柄男性に夢中で、好きなことには猪突猛進の京を、生き生きと表現する。本作が初の社会人役&初の大人のラブストーリーとなる齊藤は、「新しい自分を見つけられるように頑張りたい」と気合十分。原作のキャラクターに寄せて髪を人生最短にカットし、女優としての覚悟を持って挑む。

そして、齊藤演じる京が社内で見つけてしまった理想の男性・大島蛍を演じるのは元ラグビー選手という異色の経歴を持つ俳優・佳久。俳優転身後はその見事な体格を存分に活かし、映画『キングダム』シリーズの兵士役や、配信ドラマ『サンクチュアリ-聖域-』の角界のプリンス役など、話題作で存在感を発揮してきた。本作では、今はマッチョな体格ながら、かつてはぽっちゃり体型だったことにコンプレックスを抱え、自分に自信が持てない大島を全力で演じる。実は恋愛ドラマは初だという佳久は本作に向けてさらに体を鍛えたそうで、腕周りはなんと2cmアップ。

齊藤も佳久も、他のキャスト同様に原作キャラクターへのリスペクトを持って役作りに挑んでおり、原作で描かれている小柄な京&大柄な大島姿に変身。ビジュアル撮影でも役作りは遺憾なく発揮され、たくましい佳久が齊藤をおんぶしたり、腕にぶら下がったり、さらにはお姫様抱っこも披露。齊藤自身も「体格差に“萌え”ていただけたらうれしいです」とメッセージを寄せた。

■七五三掛龍也(坂元凌・役) コメント

11年ぶりに地上波連ドラに出演させていただくことになり、今、とてもワクワクしています。お話を聞いてすぐに原作を読ませていただきましたが、3組ともとてもピュアな恋を繰り広げる物語で、出演させていただくからには精一杯頑張ろうという気持ちになりましたね。この作品に向けて、明るく長めだった髪をさっぱり切って色も暗くしたので、新しい自分をお見せできると思います! グループのメンバーからも「そっちの方がいいよ!」「似合ってるよ」と言われて、本当にうれしかったです。

今回、僕が演じる坂元はとても真っすぐな性格で、だからこそ空回りしてしまうところなど、共感できる部分がたくさんある男です。ただ、実年齢より年下の役なので、若さを保つためにスキンケアを頑張っています! “恋する”ってこんなにも胸が高鳴るものなんだということを実感できるドラマになると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。

■齊藤なぎさ(小津京・役) コメント

これまで出演させていただいた作品は全て学園もので、大人のラブストーリーは初めてなので、いつもと違う私を見せられるのではないかなと思っています。この作品のキャラクターはそれぞれコンプレックスなどの背景を抱えているのですが、恋愛をする中で互いにそれを補って成長していく姿がとても素敵だなと感じたので、私も役柄の心の動きをきちんと演じていきたいです。

私が演じる京ちゃんは猪突猛進なところがあり、“好き”を全面に出す真っすぐな子で、その点はすごく私と似ていると感じています。また、京ちゃん同様に私も幼い顔立ちをしているとよく言われるので、むしろ京ちゃんとは違うところがないぐらいかもしれません! 実は、この役に挑むにあたって人生最短に髪を切りました。今はまだ慣れなくて「髪の毛がない!」と驚きますが(笑)、とても新鮮で気に入っています。

とてもキュンとするほろ甘ラブストーリーなので、多くの方々に共感していただけると思います。皆さんに素敵な物語を届けられるよう、私も京ちゃんを全力で演じますので、ぜひ放送を楽しみにしていてください。

■佳久創(大島蛍・役) コメント

僕はこれまで恋愛ものに出演した経験がなく、この体格は恋愛ドラマに向いていないのかなと半ばあきらめかけていたので、オーディションで選ばれた時はとても驚きました。僕が演じる大島蛍はマッチョな役なので、ドラマ内で体型を存分に披露すべく、引き続き筋トレを頑張りたいと思っています。この作品に向けて頑張った結果、腕回りが以前は38㎝ほどだったのが40㎝になって、2㎝アップしました!

大島とは体格以外にも似ているところがあり、実はこう見えて僕も恋愛ベタで、すごく臆病なんです(笑)。だから彼には共感することばかりで、「大島ーっ!」と叫びながら原作を読みました。3組のカップルがどんな風に恋愛模様を繰り広げていくのか、そしてその3組同士がどう関わっていくのか、とても面白い作品になっています。キュンとするキャラクターや心を打たれるストーリーがふんだんに盛り込まれていますので、ぜひ楽しみにしていてください。

■山崎紘菜(市川絢香・役) コメント

これまで年下男子との恋愛を描いたラブストーリーを演じたことがないので、この作品は私にとって新たな挑戦です。原作を拝見して感じたキュンキュンする気持ちや高揚感、そして「恋をすることはとても素敵なこと」という思いを、ドラマを通して皆さんにお伝えできたらいいなと思っています。

私が演じる絢香は職場ではかっこいいキャリアウーマンですが、実はとてもかわいらしい人。そこが彼女の魅力の1つだと感じています。彼女の素直な部分が、坂元くんといることによってどんどん引き出されていくと思うので、ちょっとした変化や彼女の繊細な部分も丁寧に表現していきたいです。視聴者の皆さんには、絢香と一緒にいろいろな感情に出会い、“恋する理由”ってなんだろうと悩んだり、葛藤したりしながら、このドラマを楽しんでいただけたらうれしいです。

【編集部MEMO】
菊池風磨演じる主人公・黒澤智也は、入社11年目の営業部第一課の課長で33歳。感情をあまり表に出さず、寡黙なタイプ。愛想笑いやお世辞は苦手で、正直でハッキリとした物言いをするため、周りからは怖がられたり、怒っていると勘違いされたりすることも。実際は情に厚く、部下にも気配りをする優しい男。一人暮らしで自炊生活も長く、料理が得意。また、愛犬のアキラを溺愛するなど、会社では見せない意外な一面も。煩わしい人間関係の火種になりかねない“恋”とは距離を置いてきたが……!?
久間田琳加演じるヒロイン・森田葵は、営業部第一課に所属する黒澤の部下で、入社3年目の25歳。責任感が強く努力家で、弱音を吐いたり人に頼ったりすることが苦手。最初は上司の黒澤を怖い人と思っていたが、さりげない優しさや気配りに気づき、ある出来事をきっかけに惹かれるように。しかし、高身長であることがコンプレックスで、自分に自信を持てず、恋に臆病になっていて……という役どころだ。