フジテレビの宮司愛海アナウンサーが7日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』を配信。自身の性格について打ち明けた。

目指すは“いぶし銀の根明”

宮司愛海アナウンサー

この日の配信では、13日に全国公開される映画『ぼくのお日さま』を手掛けた奥山大史監督がゲスト出演。奥山監督が、子供時代を、「落ち着いてたと思います。友達も少なかったですね。でも、数少ない友達とすごく仲がよかった」と振り返ると、宮司アナは、「私は自分が根暗だという自覚がある」と告白。「根っからの根明は無理だけど、修行を積んで根明になる“いぶし銀の根明”を目指したい。でも、根本的には根暗だと自認していて。こういう仕事をしてますけどね」と苦笑しながら続けると、奥山監督は、「女性アナウンサーで根暗な人っているんですね。特にフジテレビは」と驚いていた。

宮司アナは、会社内でのコミュニケーションについて問われると、「会社の空気に合わせるために頑張ってみるんだけど、やっぱり本当の根明の人を前にするとまぶしくて……。全然無理! こっちにはなれない! っていう風になって(笑)」とこぼし、「アナウンサーは自分の意見を求められる仕事じゃないので。だんだん自分の考えてることがわからなくなってきた」と吐露。そのため、同番組をはじめたことを明かしつつ、「職業上は少なくとも、仕事の面では明るく。コミュニケーションが仕事ですから、明るく人と接しなきゃいけないっていうのはある」と語った。

一方の奥山監督も、撮影現場でのコミュニケーションについて、「子供相手だと明るく接したいじゃないですか。ちょっと頑張ってキャラクターを作って話しかけるんですけど、結局メッキがはがれていって。終盤になると、普段の自分で接しちゃってる」と明かし、「撮影始まるときは根明でいこうと思うんですけど、だんだん根暗でいいのかってなっていっちゃって」と述懐。同作に出演する池松壮亮や若葉竜也についても、「池松さんも若葉さんも根暗ですしね」と明かしながら、「同じ温度感で話し合えるので、とてもやりやすかったですし、信頼できました」と振り返っていた。

【編集部MEMO】
2023年11月にスタートした『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』は、フジテレビアナウンサー・宮司愛海がパーソナリティを務めるSpotifyオリジナルポッドキャスト番組(毎週土曜9時配信)。宮司アナは番組開始前、「入社9年目、会社員として働く毎日で感じたこと、思ったことを話します。アナウンサーとしての私、32歳の等身大の私。背伸びせずありのままの気持ちを言葉で表現したいと思っています。基本的には“ひとりごと”のつもりですが、時々素敵なゲストの方をお迎えしていくつもりです」とコメントを寄せ、「リスナーの皆さまからのメッセージや叱咤(しった)激励も織り交ぜながら、素敵な番組を作っていきたいと思っています!」と意気込んでいた。