テレビ埼玉(テレ玉)のバラエティ番組『それゆけ!大宮セブン』(毎週水曜23:30~)から生まれたバンド・アイボリーズのボーカル・アタック西本(ジェラードン)の作詞に、ロックバンド・フラワーカンパニーズが作曲した楽曲「ボディブロー」が完成した。

  • アイボリーズとフラワーカンパニーズ

アイボリーズは、ジェラードン・アタック西本(ボーカル)、マヂカルラブリー・村上(ギター)、囲碁将棋・根建太一(ベース)、すゑひろがりず・南條庄助(ドラム)、GAG・SJ(キーボード)というメンバー。8月21日、都内のスタジオに集合し、フラワーカンパニーズが生演奏する「ボディブロー」を初めて聴いた。さらに、演奏にあたってのアドバイスをも受けた。この模様は、9月24日の番組で放送される。

ロケ終了後のコメントは、以下の通り。

フラカン「僕らにはないものを持っていらっしゃる」

――フラカンさんは、どんなことをイメージして楽曲を完成させましたか?

鈴木圭介:彼(竹安)がコードをつけて、サビを僕がふんわりいじりました。

竹安堅一:やっぱりシンプルイズベスト。コピーする気になるようなシンプルなコード進行で、それで楽しんで欲しいなと。すごくシンプルなものを目指して作りました。

――アイボリーズさんへの印象をお聞かせください。

鈴木:フレッシュ。みんな楽しそうに楽器を弾いてくれている。僕らにはないものを皆さん持っていらっしゃる。強みは、みんなバンドを始めてそんなに日が経っていないので、そのフレッシュな気持ちがいま満ちあふれているときです。ある意味、これ一番いい時なんですよ。

アイボリーズ全員:へーーー!!

スズキ:もうたぶん、1年したら、これがなくなるんですよ。そこからはつらい日々が続いていく。いまのこの感じを忘れないでもらえると、揉め事があったときに、「あの時、乗り越えたでしょ」ってなる。この1年くらいが最高に楽しい時期だと思います。

グレートマエカワ:伸びしろしかないから、ちょっと練習したらすごく上手になると思う。長くやっているとなかなかうまくならない。これ以上いけないなぁと思うことが正直たくさんあって。そういうのがないと思うから、すごくうらやましいところは、あります。根建さんには、ベースというものを面白いと思ってほしいですね。

竹安:それができたらやっぱり楽しいですし、そこはひとつ頑張っていただきたいと思います。

ミスター小西:僕ら音楽だけをやっててこれなんで、みなさん、他のことがありつつの音楽をやられていて、僕らからしたら本当にすごいなと思うんですよ。で、すごく楽しそうだし、うらやましいところもいっぱいあります。これから、どんどんどんどん(成長すると思います)。できるだけ、続けてください。もしバンドが5人じゃなくなってそれぞれでも良いと思うんですけど、楽器はめちゃくちゃ面白いと思うので。

「カッチョ良すぎて震えました」

――アイボリーズの皆さんは、「ボディブロー」を生で聴いた感想はいかがでしたか?

SJ:もう本当に、カッチョ良すぎて震えました。なにより、ほかのメンバーは、担当もそれぞれいたので(アドバイスがもらえて)、俺だけちょっと寂しかったなと思いました。(※フラカンにはSJと同じキーボード担当がいない)。でも最後に、「(キーボードにも)良いところもありますよ」と言っていただき、頑張ろうと思いました。

村上:最初にフラカンさんに、この歌詞を見ていただいたときに、「俺たちと通ずる部分があるよね」とおっしゃってくださって。今日バンドの演奏を聴いたときに、マジでこれが完成なんじゃないかなと思ってしまったくらいすごくて。なんで、僕らでやっていいのかな…という不安がでかいです。すごかったです。

根建:とにかく興奮して、胸の高鳴りが半端じゃなかったです。僕はベースなのでマエカワさんのことを注目しながら見ていたんですけど、後半もう、「これ以上やめてくれ!」「そんなところ触らないでくれ!」って思いました。マエカワさんから、ベースは触れば触るほど楽しさに目覚めるっていうことをお聞きしたので、早くそこまでいって、迷惑かけずに頑張りたいです。生の演奏を聴いた興奮状態を忘れないように、頑張ります。

南條:僕らがやるとかではなく、「ボディブロー」は普通に曲として、世の中にドンッとヒットするんじゃないかなと思いました。すごい衝撃を受けて、いまだにボディブローのように、ずっとひきずるような。本当に人の心にずっと残る曲やなと思いました。あと、生のドラムをこんな近くで見たことなかったんですけど、普段、木の棒で、太鼓こすっているだけでした。全然、違う。そんな腕あげて良いんやとか、全く分かってなかったですね。映像、しっかりチェックしたいと思います。

西本:僕も、まさか自分が書いた詞が、こんな……起きている現象が信じられなくて。アイボリーズに入ったボーカルオーディション、タモンズの安部さんと、競っていたときが信じられなくて。ふざけていたのに、何もふざけられないし。もう、本当にしっかりやらないといけないなって。喝を入れられました。

――作詞されたときに「赤ちゃんのようだ」と詞に対しておっしゃってましたが、その赤ちゃんどのように育てたいですか?

西本:赤ちゃんだって言ってた自分をぶん殴りたいです。僕が育てる前に、完全に育っちゃったんで、今後、大きくなった自分の息子と向き合っていければなって思います。

――10月にもライブを予定されていますが、一言意気込みをお願いします。

村上:本当にもう、今日生で聴いた演奏が最高の完成の状態なので、そこにちょっとでも近づけるように。本当に今までとは、練習の気合の入れ方も変わってくるでしょうし、今までの怠惰な練習態度も反省したと思います。今からの僕たちの本気を見ていただきたいと思います。

――では最後に、今後の展望はいかがでしょうか?

鈴木:いつかどこかで対バンできたら良いですね。

アイボリーズ:えーーーーーーーーーー!!!

村上:嫌です。

根建:「嫌」って言うなおまえ!

南條:前座で、前座の前座で。

西本:前日とかにやらせてください。

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