2回無失点に抑えた前田健太

● アスレチックス 1-9 タイガース ○

<現地時間9月8日 オークランド・コロシアム>

 デトロイト・タイガースが西地区4位アスレチックスに勝ち越し。4番手としてリリーフ登板した前田健太投手(36)は2回無失点という投球だった。

 前田は8点リードの8回表から登板。2本の単打を許して二死一、二塁とするも、7番グレイをスプリットで空振り三振に仕留めてピンチ脱出。回跨ぎで9回表のマウンドにも上がり、二死から代打アルバレスに安打を許すも、最後は2番ルーカーを遊ゴロに打ち取って試合を締めた。

 タイガースは3回表、トレイ・スウィーニーの3号先制ソロなど2点をリードすると、8回表には一挙6得点のビッグイニングを作って16安打、9得点の快勝。アメリカン・リーグのワイルドカード圏内まで3.5ゲーム差となっている。

 この試合の前田は2回26球を投げて3安打、無四球、2奪三振、無失点という投球。今季26試合目の登板を終え、3勝6敗1ホールド、防御率5.92という成績。リリーフ転向後は10試合で37回2/3を投げ、防御率3.58、34奪三振を記録している