アイドルグループ・なにわ男子の大橋和也、タレントのあの、俳優の山時聡真が、10月にスタートするテレビ朝日系ドラマ『民王R』(毎週火曜21:00~)に出演することが8日に明らかになった。

  • 左から山時聡真、大橋和也、遠藤憲一、あの=テレビ朝日提供

■『民王』9年ぶり新作

『半沢直樹』シリーズや『下町ロケット』シリーズ、『ハヤブサ消防団』などで知られる作家・池井戸潤氏原作『民王』より発想を受け、2015年の放送から9年ぶりに“Renewal”、“Reboot”する今作。再び総理大臣の座に就くことになった遠藤憲一演じる武藤泰山が、全国民と入れ替わることに!? 毎話、総理大臣が国民の誰かと“Random”に入れ替わってしまうという奇想天外なストーリーが展開していく。

■なにわ男子・大橋和也がピュアな書生役に

遠藤演じる武藤泰山の書生、田中丸一郎太(たなかまる・いちろうた)役には、大橋和也が決定した。この冬、アジアツアーも控えるなにわ男子のリーダーであり、グループ結成後初の映画出演も決まるなど、ますます活躍の場を広げている大橋。演じる一郎太は、就職活動で全滅してしまい、泰山の後援会長である父のコネで書生となったという背景が。育ちが良く、政治に対しても無垢で無知と、ピュアな心を持った人物だ。出演が決まったときは「よっしゃー!」と喜びの声を上げたという大橋。一郎太のキャラはスタッフ陣から「そのまんま」「ぴったり!」と言われているそうで、「初めて会う方にもそう言っていただけるくらいぴったりな役をいただけてうれしいですし、それ以上のことをできるように皆さんのお力を借りながらやっていきたいです!」とアピールした。

■あのが毒舌家でワケありな公設第一秘書役に

ミュージシャン、モデルと多様な顔を持つあのが演じるのは、一握りの天才たちを特別に教育する「成田育英財団」出身の才女で毒舌家である、泰山の公設第一秘書・冴島優佳。以前泰山の公設第一秘書だった貝原茂平(高橋一生)の推薦でやってきたのだが、どうやら秘書になったことにはある思惑があるようで? あのは「優佳は、頭も切れて自分に自信もあって意志も強い女性なので、しっかり滑舌良く、早口言葉も練習して撮影に臨みたいと思います!」と、撮影を待ち望んでいるよう。

■山時聡真がすぐ泣いてしまう警視庁公安部の刑事役に

そして、警視庁公安部の刑事・猫田マモル役には山時聡真。映画『君たちはどう生きるか』や『マルス-ゼロの革命-』『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』などのドラマで注目を集め、CMなどにも活躍の場を広げている山時。演じる猫田は、頭脳明晰な警視庁のキャリア組だが、真面目すぎるがゆえに、メンタルが弱く、何かあるとすぐに泣いてしまうという一面も。実年齢はまだ19歳という山時が、「大人っぽく見えるように、そして堂々とお芝居できるように頑張ります!」と意気込む。

また、『民王R』では公式TikTokの開設が決定。出演キャストのコメント動画に加え、SNS限定動画などスペシャルな動画を投稿予定だという。

■遠藤憲一(武藤泰山・役)コメント

アイドルの大橋和也くん、個性的なキャラのあのちゃん、そしてフレッシュな山時聡真くん――実は山時くんとは2年前に共演していて、息子の役をやってくれたんですけど、すっかり大人の青年になっていて……。みんな違う、それぞれ個性を持った3人のエネルギーが、新しい風を吹かせてくれることを楽しみにしています。

9年前に放送し大好評をいただいた『民王』が『民王R(たみおうあーる)』となって帰ってきます。またこの楽しいドラマをやれる喜びの反面、いろんな人との入れ替わりがあると聞いてプレッシャーも感じています。この新しい3人のキャストと力を合わせて、最高のドラマにしていきますので、ぜひご覧になって大笑いしてください!

■大橋和也(田中丸一郎太・役)コメント

出演のお話をいただいたときは、「あの『民王』!?」って驚きましたが、「よっしゃー!」という喜びの気持ちが大きかったです。内容的にセリフで出てくる用語も難しいですし、務まるのかなと心配ですが、遠藤憲一さんはじめキャストの皆さん、そしてスタッフの皆さんも優しさにれふれているので、その優しさに包まれながら、勉強していけたらと思っています。

年下の僕が言うのもアレなんですけど、遠藤さんはめっちゃかわいいです(笑)。いろんな方から遠藤さんはかわいい方だと聞いていたんですけど、実際にお会いしたら本当にかわいくて、しかもみんなを包んでくれる優しさもあり、僕ら3人もとても楽しくティザー撮影をすることができました。ドラマの撮影が始まるのが本当に楽しみです!

僕が演じる一郎太は、スタッフさんから「そのまんまですね!」「ぴったりです!」って言われています!(笑) 初めて会う方にもそう言っていただけるくらいぴったりな役をいただけてうれしいですし、それ以上のことをできるように皆さんのお力を借りながらやっていきたいと思います。

■あの(冴島優佳・役)コメント

まずあの『民王』がReturnしてくることに驚きましたし、そこに呼んでいただけたこともとてもうれしいです。遠藤憲一さんは初めてお会いさせていただいたのですが、遠藤さんご本人がすごくお茶目な方で、一緒にいてとても楽しいです。

僕が演じる優佳は、頭も切れて自分に自信もあって意志も強い女性なので、しっかり滑舌良く、早口言葉も練習して撮影に臨みたいと思います!

■山時聡真(猫田マモル・役)コメント

自分があの『民王』の世界に入り込めるという事、また素晴らしいキャストの皆さんとご一緒できることもすごくうれしく思っています。遠藤憲一さんが現場をとても明るく賑やかにしてくださって、みんなで笑いが止まらなくなる時間などもあって、とても楽しくティザーの撮影をしました。

僕が演じる猫田はエリートで頭もよくて、だけどメンタルが弱いという謎な人物です。今、実年齢は19歳なので、大人っぽく見えるように、そして堂々とお芝居できるように頑張りたいと思います。

【編集部MEMO】
2015年7月期に放送されたドラマ『民王』は、遠藤憲一と、民放連ドラ初主演となる菅田将暉がW主演を務め、「コンフィデンス・ドラマアワード」作品賞をはじめ4部門、「ギャラクシー賞月間賞」、「ザテレビジョンドラマアカデミー賞」4部門などを受賞。2016年4月には、連続ドラマのその後を描いたスペシャルドラマ『民王スペシャル〜新たなる陰謀〜』と、『民王スピンオフ〜恋する総裁選〜』が放送された。