俳優の高橋文哉が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『伝説の頭(ヘッド) 翔』(毎週金曜23:15~※一部地域除く)最終回が、きょう6日に放送される。

  • 高橋文哉=テレビ朝日提供

■『伝説の頭 翔』、高橋文哉主演で実写化

『クロサギ』や『正直不動産』など、多くの実写化漫画の原案で知られる夏原武氏の原作デビュー作として、2003年~2005年にコミック雑誌『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載され人気を博した『伝説の頭(ヘッド) 翔』が満を持して初実写化。主演の高橋文哉が、1,000人を超えるヤンキーたちを従える不良チーム「グランドクロス」を束ねる伝説の頭・伊集院翔と、クラスでもまったく存在感がなく、スクールカースト最下層の万年パシリ・山田達人という最強と最弱の二人を、一人二役で演じている。

■聖人の魔の手が危多漢闘に迫る…翔と達人はどうする!?

先週、8月30日に放送された第7話では、ついに翔が金髪+ヤンキールックに戻り、“伝説の頭”が復活。そんな翔と、不穏な雰囲気を漂わせて初登場をはたしたナゾ多き男・佐々木聖人(藤原大祐)がいきなり対峙した。達人の推すアイドル・古くさい街角のスケ番ズ(通称:街スケ)の大口スポンサーでもある聖人は、圧倒的な財力と冷酷さで危多漢闘のヤンキー撲滅作戦を開始。そんな聖人と手を組んだブラッドマフィアのボス・東城真(カルマ)の思惑とは。東城以上に頭が切れる聖人は、翔と達人の秘密をバラす動画を拡散させ、グランドクロスの看板を地に落とすことに。グランドクロスが内部分裂の危機に晒され、疑心暗鬼に陥ったメンバーが翔を殴りつける場面も。まさかグランドクロスが崩壊!? いよいよ迎える最終回、翔と達人は危多漢闘を聖人の魔の手から守ることはできるのか。

最終回では、危多漢闘のヤンキーの一掃を計画する聖人の計画に拍車がかかっていく。手始めに、血祭りにされたグランドクロスの副長・大門伝助(菅生新樹)の見舞いに訪れた達人だが、病院にいたメンバーたちは思わぬ対応を!? それほど強固だったグランドクロスの絆はぐちゃぐちゃの状態となってしまっていた。そんな達人は、これまでのいじめられっ子人生からは考え難い、まさかの行動を見せる。やがて、翔、東城、北総愚連隊のナルシスト総長・瀬山大護(金城碧海)が三つ巴の対決を行うことに。

そんな危機的状況の中、翔は達人に危多漢闘の未来を委ねる。そして達人と翔が入れ替わっていることを知った上、達人が自身の誕生日に人生を終わらせる計画を立てていたことに気付き「ダセ―生き方してんなよ!」と叱責した街スケの彩(関水渚)と達人の関係はどうなるのか。

【編集部MEMO】最終回あらすじ
危多漢闘(きたかんとう)のヤンキーの一掃を計画する佐々木聖人(藤原大祐)は、その冷徹さと圧倒的な財力でブラッドマフィアのボス・東城真(カルマ)をも従え、巨大チームグランドクロスの副長・大門伝助(菅生新樹)を血祭りに。瀕死の重傷を負った大門のもとにグランドクロスの伝説の頭・伊集院翔(高橋文哉)となり替わっていた山田達人(高橋文哉)は駆けつけるが、病室にいたグランドクロスのメンバーに囲まれる。達人は黒田剛志(田中偉登)から「テメーは仲間でもなんでもねぇ、ただのなりすまし野郎」と詰められるも、翔の彼女でレディース紅の総長・綾小路直子(井桁弘恵)が割って入り、事なきを得るのだった。また、大門の敵討ちのため、聖人を探しにひとりで街に出た翔のもとに東城が現れる。聖人とはビジネスライクな関係とうそぶく東城だったが、怒り心頭の翔は「テメーは半殺しじゃ済まねぇ」とタイマン勝負を申し込む。臨戦態勢に入るふたり。しかしその時、「俺も混ぜろ」と北総愚連隊のナルシスト総長・瀬山大護(金城碧海)が登場。各チームの頭が揃い踏みとなる、三つ巴の喧嘩へと発展するのだった。一方の達人は、大門を勇気づけるべくアイドル・古くさい街角のスケ番ズ(通称:街スケ)のグッズをリュックに詰めて再び病院に向かう道中に、聖人の手下となり東城とともに大門にケガを負わせたヤンキーふたり組と遭遇。するとこれまでの達人からは考えられない、驚くべき行動に!? そんな中、翔、東城、そして瀬山は、終わりの見えないステゴロ勝負を続けていたが、そこにブラッドマフィア、北総愚連隊、そしてグランドクロスのメンバーも乱入。危多漢闘を代表する3つの巨大チームが潰し合うことに!? 金の力によって危多漢闘のほとんどのヤンキーを手中に収めた聖人。彼によるヤンキー一掃計画の行方は。最終局面を迎えた最大の決戦、なんと翔は、達人に危多漢闘の運命を託すと言い出す。達人との過去の関係性も明らかになった街スケのメンバー・藤谷彩(関水渚)の誕生日が迫る中、達人が下す決断とは。達人と翔との数奇な入れ替わり人生の結末とは。