ひつじロボによる最終回記念イラスト。

悠木碧 / キメラプロジェクト原作によるひつじロボ「キメラプロジェクト:ゼロ」が、本日9月3日に双葉社のWebマンガサイト・webアクションで完結を迎えた。それを記念し、原作の悠木からはコメント、マンガ担当のひつじロボからは記念イラストが到着した。

悠木が企画・原案・キャラクターデザインを担当し、人の言葉から生まれた生物・キメリオをモチーフにしたオリジナルアニメーション制作を目指すプロジェクト「YUKI×AOI キメラプロジェクト」。そのコミカライズ版となる「キメラプロジェクト:ゼロ」では、感情のこもった言葉に触れて成長する人工キメリオ・カルパと、先輩キメリオたち、キメリオを生み出した博士の“闇甘ファンタジー”が描かれる。悠木は「原作作家としては駆け出しだった私の作品をずっと追い続け、応援してくれた皆様には感謝しかありません」「誰にでもわかる幸せも勿論羨ましいですが、そのヒトにしか幸せと言う形に見えない幸せは、そのヒトだけの特別な宝物なのだと思います。私はそういう幸せも大事にしていきたい。人間も人間じゃない方にも、最後までキメリオと人間のあり方を追い続けてもらえると嬉しいです」と気持ちを述べた。

併せてコミカライズ版の最終5巻が、2025年の初頭に発売されることが明らかに。5巻の発売に伴い、イベント、サイン会なども行われる予定だ。詳細は後日、「YUKI×AOI キメラプロジェクト」の公式サイトや公式Xアカウントで発表される。

悠木碧コメント

キメラプロジェクトゼロもついに最終章となりました。3年ほど書き続けていたストーリーをついに終結させる……。
少し寂しくもありますが、絶対に書きたいと思っていた部分をようやくかける!という事に喜びを覚えています。
そして書ききらせてもらえたことの達成感でいっぱいです。声優として、いろいろな役に携わらせて頂いてはきましたが、
原作作家としては駆け出しだった私の作品をずっと追い続け、応援してくれた皆様には感謝しかありません。
トランプタワーは崩す瞬間が気持ちいい。そんな話もありましたね。Fuuu!!!
誰にでもわかる幸せも勿論羨ましいですが、そのヒトにしか幸せと言う形に見えない幸せは、そのヒトだけの特別な宝物なのだと思います。
私はそういう幸せも大事にしていきたい。人間も人間じゃない方にも、最後までキメリオと人間のあり方を追い続けてもらえると嬉しいです。

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