タレントの叶姉妹が27日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。人生を“椅子取りゲーム”にたとえ、自身の生き方について語った。

  • 叶姉妹(左から叶恭子、叶美香)

椅子取りゲームで負けても「もっといい椅子があるかもしれない」

この日の配信では、「やりたいと思っていた仕事の最終候補者に選ばれたが、結果的にダメだった。ものすごくショックで悲しく、何もやる気が起きない」という相談者が、「手に入れたいと思っていたものが、あと少しで手に入らなかったとき、どうやって気持ちを立て直していますか?」と質問。美香が、「姉の場合は、すごく手に入れたいものがあれば、何が何でも手に入れております」と苦笑しながら明かすと、恭子は、「あと少しっていうシチュエーションがないかもしれない。あと少しまで待てないから。“なぜ今できないの?”ってなるから」とキッパリ語った。

また、「人生は椅子取りゲームのようなもの」だと続けた恭子は、「椅子取りゲームをしていて、自分が座れるようなお椅子がなくなったとき、どうするか? 私の場合は、自分のお椅子を作ります。だから、自分に合った好きな椅子を持ってくればいいんですよ。椅子取りゲームと言っても、その中だけで絶対にしなきゃいけないわけではない」と持論を展開。美香が、「もっといい椅子があるかもしれない。そう思うと、悔しくも何ともないかもしれない」と続けると、恭子は、「それでもどうしてもっていうのであれば、すでに座っていらっしゃる方の上に座る」とジョーク交じりに提案した。

「何がなんでもその椅子に座りたいというのであれば、計画を緻密に立てて、椅子に座ろうとするかなと思いますね。それでもダメだった場合は、違う椅子を探す。その椅子に固執しないことも考えてます」と、切り替えが大事だと語った恭子。納得の声を上げた相談者が、「仕事がダメだったおかげで、お二人とお話する機会ができたので、かえってよかったかもしれない」と感謝すると、「そこに座れたからといって、それが最善の最善かどうか。それはまだわからないことだったとおっしゃるならば、むしろよかったと思える将来があるはずだと思いますよ」と温かいエールを送っていた。

【編集部MEMO】
叶姉妹の叶恭子と叶美香がリスナーから寄せられた悩みに本音で向き合い、独自の視点で答えていくSpotifyオリジナルポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World』。2021年8月にスタートし、毎週火曜日の18時頃に配信されている。番組開始前、叶姉妹は「私達のトーク番組をSpotifyで始めることになりました。私達の愛する大切な皆さんから寄せられる人生の様々なお悩みに、いつものように真摯に向き合っていくつもりです。海外でいま人気となっているポッドキャストというメディアで、私達の愛する大切な皆さんと、これまでにない方法で、さらに皆さんとの心のつながりが深くなると嬉しいです。世の中が見えない危険にさらされて急速に変化する不安定な現在ですが、アメージングでファビュラスな日々をご一緒に、この番組をぜひ楽しんでくださいね」とコメント。配信されるたび、リスナーからは「元気出る」「心が豊かになる」「癒しのひととき」「ズバッと言うのがすごく好き」「人間関係に悩んだらオススメ」といった声がSNSに書き込まれている。